小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

月下美人との相性

2013-07-11 | ガーデニング

大輪で、ゴージャス、辺り一面に漂う芳香な香り まさに美人の条件をすべて備えたような花「月下美人」、
一晩限りというより数時間だけ宴を広げ、日付が変わる頃には、あの姿はどこにと思わせるほど、
これまた見事な萎み方をするのも月下美人の花の特徴なのですが・・・。

この一見取っつきにくい美人、実はこの花の栽培は、難しそうでいて、とても私と相性がいいのです。
環境への順応性が高く、というか私との息はぴったり、乾燥気味が好きなので水遣りを気にしなくてもいいし、
肥料もマメにと言うより忘れた頃に、剪定は特にしなくても、折れた葉っぱは土に挿しておくとすぐ根付き、
陽当たりも南側の軒下で通年定位置(我家は冬でも同じ場所で越冬)と、この美人はなかなか逞しいのです。

下を向いていた蕾が少しずつ上向きになります。(咲く二日前)
咲く当日は、蕾がふっくらして花弁の先が少しみえてきます。

いよいよ開いてきました。(午後8時30分)

この頃から、香りは庭から家の中も漂ってきます。香りのピークは2時間ほど

満開の状態


真ん中に大きく飛び出した雌しべと周囲にびっしり並んだ雄しべ(午前0時)
もう寝ます。

すべて萎れて、昨晩のあの姿は夢だったのでしょうか。(翌日朝7時)

コメント (10)
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