気持ちよく晴れた連休の一日を、静岡県三島にある「クレマチスの丘」にでかけてきました。
もちろん、クレマチスの季節からは外れていたのですが、原種のシクラメンをこの季節みることができる
ということと、世界一のコレクションを誇る「ベルナール・ビュフェ」美術館を観るのが目的でした。
園内はとても静かで、広々とした芝生の上は気持ちいい爽やかな風が吹き抜け、
いつまでもここに留まっていたいような・・・、
丘の上をゆったり流れる時間につい、半日の予定がほぼ一日をこのクレマチスの丘で過ごすことになりました。
原種シクラメンは期待とおり可憐で、少し頼りなく頭をもたげ風に微かにゆれていました。
この季節、暑さを乗り越えて開花はじめた秋咲きクレマチスの花は、色も形もぐっと締まって、
春とまた違った表情をみせていました。
繊細な長いしべを持つ「ネコノヒゲ」
庭園には、イタリアの彫刻家ヴァンジの作品が点在しています。
このクレマチスの丘から少し離れた森の中に、ビュフェの美術館があり、私はビュフェの描くモノトーンの世界が
大好きなのですが、ここではまた違ったビュフェの絵画に触れることができました。
他にも井上靖文学館やフォト・ミュージアムがあり、今回は回りきれなかったので、違う季節にまた訪れて見たいと
思いました。