小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

諏訪大社4宮めぐり

2015-10-29 | ガーデニング

日の入りの時刻が5時を割り、日没とともに、ストンとそんな感じに日が落ちます。
秋の深まりを感じながらも、穏やかな日和が続いています。

アメジストセージの青紫色がいよいよ色濃く、勢いが増してきました。

一方、長く咲き続けてきたホトトギスの花は、花弁を地面に落としはじめ、そろそろ今秋の花仕舞いの
準備を始めたようです。

先週、入笠山に登った帰り、諏訪湖に1泊して、諏訪大社4宮を巡ってきました。
諏訪大社は、諏訪湖をはさんで南に上社(本宮と前宮)、北に下社(春宮と秋宮)の二社4宮から
なる神社です。
歴史は古く、古事記の国譲りの神話にまでさかのぼり、日本最古の神社の一つと言われています。

諏訪上社本宮
神体山を拝する深い森の中に祭られていて、辺りは神気を感じることができるほどです。
宝殿があります。


諏訪上社前宮
昔は人が入れない禁足地だったそうです。今も、森の中に静かに本殿が祭られています。

諏訪下社秋宮
大きな注連縄をつけた神楽殿と、青銅製では日本最大といわれる狛犬がありました。
社殿には宮大工の手による見事な彫刻が施されています。

諏訪下社春宮
付近に「よろずおさまる万治の石仏」があり、3回左回りをして「よろずおさまりますように」と
唱えるそうです。
岡本太郎氏がこの石仏を絶賛したと言われています。


それぞれ4宮の社殿の四隅には、4本の御柱が建っていました。

7年ごとの寅と申の年に新築される社殿の四隅に、モミの大木を建て替える祭りが御柱祭で、
山の中から選ばれた16本の御柱を人の力だけで、急坂を曳き落とし、男たちを乗せながら
猛然と滑り降りる「木落とし」の様子は、テレビなどで見たことがありますが、
今度は是非この御柱祭を見てみたいものと思いました。

コメント (11)
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