大山山頂まで登ったのは、何年ぶりでしょうか。多分10年近くが・・・。
ほとんど登りっぱなしの登山道の記憶があり、あまり気が進まなかったのですが、自分の
体力試し的なこともあって、思い切ってお天気も安定していたので登ってきました。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで星二つを獲得した大山は、標高1252メートル
ですが、山の中腹700メートルの阿夫利神社下社まではケーブルカーで難なく運んでく
れるので、後500メートルの標高差を90分かけて登ることになります。
ケーブルを下りて、阿夫利神社で登山安全を祈願して、いよいよ登山開始。
神社左奥にある「頂上登山口」、この急こう配の階段はいつ見ても度肝を抜かれます。
登山道はごろごろした石が多いのですが、よく整備されているのでゆっくり自分のペース
を守れば、それほど厳しいと思いませんが、何せゴールデンウィークの中日、後ろから押
し寄せるようにたくさんの人が登ってきます。
富士見台から富士山が見えました。
ヤビツ峠からの登山道との合流点近く、山桜がちょうど見頃でした。
山頂まであと一息
山頂に着いた頃は、ちょうど雲がかかり眺望はききませんでしたが、やはり下との気温差
があるので、急激に体が冷えてきます。
下山は、元の道ではなく、見晴台コースを取りました。足場はところどころ鎖場なども
ありますが、明るく開けています。
見晴台からの樹林帯は急斜面で、道も山側に張り付くように続きます。野鳥の鳴き声の
中、気持ちのいい森林浴でした。
二重滝 シャガの花が満開
ところが、頂上で休んでいるときに身体が冷えたのでしょう。下山中は足が何度か攣り、
ヒィヒィ言いながら、なんとか見晴台経由阿夫利神社下社に着きました。
足元で可愛い野スミレの花が、疲れを癒してくれます。
その後、足を労わってあげるつもりで、当然ケーブルカーで下山するつもりだったのですが、
なんと乗車まで1時間待ちの大渋滞。仕方なく歩いて下山となりました。
何とか頑張れたハイキング日和の一日でした。