小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

凛とした秋空のもとに

2018-11-04 | ウォーキング

1週間ほど続いた晴天も昨日でストップ、今日は朝から冷たい雨の一日でした。
気持ちのいい秋空に気をよくし、冬夏衣類の出し入れも中途半端のまま、つい足が外に向いてしま
い、気が付けば寒さに厚手の衣類を引っ張り出して羽織るという始末。
今年も2か月を切って、季節は晩秋へとまた一歩進んだ気配がします。

先週は、太陽をいっぱい浴びたような気がしますが、春の陽光と違ってなぜかしんみりと落ち着い
た感じがするのは、秋の空気が澄んで深みをおびてきたからでしょうか。

午後の日差しも少し傾き始めた頃、一仕事終えたので鎌倉文学館のバラの塩害の被害が気になって
いたので訪れてみました。入館の時にバラの様子を聞いてみると例年と比べると3割程度の開花とか。

 バラ園の中に入ると、小粒ながら色とりどりのバラが澄んだ空気の中で凛と香り高く咲いていました。
華やかさには欠けるものの、一輪一輪がいとおしく感じました。

散歩の道すがら、10月桜の白い花びらが青空にくっきりと映えていました。


「10月桜」は「冬桜」とも呼ばれ、冬が近づいても長く咲き続ける息の長い花です。


冬に向かうこの季節に元気に咲くのはツワブキの花。
日に日に茎は太く、黄色の花数も増えて、葉はつやつやと、なんと元気な植物かと思います。

コメント (6)
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