小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

春の到来を待って

2022-02-06 | ウォーキング

昨日、今日と真冬の寒さが続いています。立春も過ぎ、一歩春に近づいてきたかと期待も膨らむだけに、いっそう寒さが身に沁みます。
2月は「如月」、これを寒さゆえに衣を重ね着するから「衣更着」と書いて「キサラギ」という説もあるということですが、まさにこれは今朝の私のことではと納得したところです。

とは言え、自然界では春の兆しを感じ取ることができます
我が家の梅の蕾も膨らみ始めましたが、早咲きの公園の梅は真っ盛り

やはり心弾みます

今にも雪が落ちてくるかと思われるような空模様の昨日、茅ヶ崎まで足を延して、茅ヶ崎市美術館で開催中の(と言っても、終了一日前でした)、版画家であり彫刻家の「浜田智明のアイロニーとユーモア展」を観に行ってきました。これは夫が是非観たいという希望で、私はどちらかと言うと、この美術館の先にある氷室椿園の椿の開花状況が気になっていたところでした。

浜田智明の詳しいプロフィールと作品については、いつもコメントを書いてくださるkurakさんのブログに詳しく載っています。
過酷な戦争体験をもとにした作品の数々からは暗い時代のイメージがありましたが、その重い気持ちを払拭するかのような痛烈な皮肉とユーモアの精神に、現在の私たちに問いかける作品も多く、時間を忘れて見入ってしまいました。

美術館を後にすると短い時間でしたが、雪が舞ってきました

氷室椿園は三井不動産の元副社長氷室氏が茅ヶ崎市に寄贈した庭園で
約2800メートルという広い庭園には、椿だけでも約250種類もあります

特に「氷室雪月花」は有名です


見ごろは3月ごろでしょうか
春を待ちきれずに咲いてしまった椿

寒さの中にも少しずつ春の胎動を感じます

コメント (4)
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