小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

菊の花の思い出

2006-11-02 | ガーデニング
菊の花の色は遠い子供の頃の思い出。それは幼い頃着ていたセーターの色。昔、冬になると決まって母の手編みのセーターを着ていました。それは単純なメリヤス編みのカーディガンで、私の成長とともに毎年編みなおしていたように思います。袖口とか、裾が少しずつ違った色で編み足されていました。そして決まってカーディガンの前を止めていたのがまぁるい黄色いボタン。多分母は、編み物の本を見なくても作れる同じデザインのセーターを毎年子供の丈に合わせて作っていたのでしょう。大人になってから、秋になって小菊が咲き出すと、どうしても黄色いボタンのカーディガンを懐かしく思い出してしまいます。もう編んだことも忘れてしまっている母は、今年93歳で健在。久しぶりに手編みのセーターの話をしてみようかと思いました。
コメント (3)
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