先日北朝鮮が核実験を実施したと発表した。国連も米国も、当然日本も大騒ぎで経済制裁や遺憾や批判のコメントを発表している。中国でさえ今回は批判的コメントを発表した。完全批判と言うわけではないが今までに比べれば大幅に非難よりのコメントといえる。
果たして北朝鮮は、いや金正日は何をしたいのか。何を訴えたいのか。私には全く解らない。挙句の果てに「強硬な全面制裁は宣戦布告とみなす」と反論する感覚。全くもって謎だ。麻薬・銃・偽ドル札・偽日本煙草の製造と密輸出、テポドン・テポドン2、外国人拉致や大韓航空テロ、領海侵犯など、その他数え上げたらきりが無い程の無軌道ぶり。それに加えて今回の核実験発表騒ぎである。こんなものが政策と呼べる訳が無い。
そんな事に心血を注いで他国の懐からの援助をもぎ取る算段をするよりも、自国の食糧事情を良くする為の研究費にまわし、技術支援要請に力を入れた方が余程建設的なのではないだろうか。朝鮮戦争で出来た国境の38度線は仙台市のすぐ南の白石市と同緯度であり、他にもギリシャ・トルコ・スペインも北緯38度線を抱えているのだから、地域的な気象状況は違えども北国なので作物が育たないというようなことは有り得ないのだ。
金正日とその取り巻きのイエスマンたちがそろそろまともな思考回路で外交を考えなければいけない時期に来ている。このまま馬鹿な事ばっかり言っているうちに「オオカミ少年」の前半部分では済ませてもらえなくなってしまう。その時になってから反省しても遅いのだ。その時に大きな被害を蒙るのは今までも苦労ばかりさせられてきた北朝鮮国民であるのだから。
日本人は在日朝鮮人や朝鮮学校への意味のない嫌がらせや暴行など絶対にしてはならない。そんな事をしていては、中東やイスラムで問題がある度に人種差別や嫌がらせ、暴行を繰り返す巨大なワガママ国家の国民となんら変らない。
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