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広島刑務所から脱走、そして拘束逮捕されましたがその現場と舞台となった広島刑務所を訪問してみました。
逮捕翌日の現場には午前ながら複数のTVクルーや取材を受けてる人たちがいたりまだ昨日の臨場感が残ってました。
私服警察官が天満町を警戒中、ニット帽にマスク姿の不審な男を発見。職務質問したところ、李容疑者が本人と認めたため、その場で逮捕した。所持したナイフを自ら差し出すなど、抵抗する様子はなかったという。
広島刑務所で服役中だった中国人の受刑者(40)が、11日朝に企てた脱走の手口は、大胆ではあるが単純なものだった。
まずグラウンドの内塀を乗り越え、管理棟の屋上伝いに東側の外塀の下までやって来る。高さ5メートルの外塀は昨年9月から工事中で、パイプ製の足場を使って登ることができた。
通常張られている防犯線も、工事に伴い外されていたというから、お膳立てが整いすぎている。殺人未遂事件で逮捕された3日後には、警察署前で捜査車両を奪って逃げようとした「前科」のある凶悪犯は、拍子抜けしたのではないか。
広島市中区の広島刑務所から脱走し逮捕された中国人、李国林容疑者(40)が逃走中に民家に空き巣に入った際、中国などに電話をかけていたことが、捜査関係者への取材で分かった。広島県警は、李容疑者が外部に逃走の手助けを求めたり、中国へ渡ろうとしたりした可能性もあるとみて調べる。
県警の発表によると、李容疑者は脱走翌日の12日午前8時50分ごろから午後2時ごろまでの間、広島刑務所から西に約1.2キロ離れた、広島市西区南観音8丁目の民家に侵入。衣類など約50点を盗んだ疑いがある。
捜査関係者によると、李容疑者はこの時、民家の固定電話から複数回電話をかけ、そのうち少なくとも1回は、中国へ向けたものだったことが発信履歴から分かったという。-朝日新聞
広島刑務所(ひろしまけいむしょ)は、法務省広島矯正管区に属する刑務所。通称「広刑(ひろけい)」。日本第5の規模を誇る。広島市中区吉島町13-114
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禁固刑受刑者・若年再犯者・初犯者・再犯者・身体障害者と幅広い分類の受刑者が集まる男子刑務所。
収容定員 1,800人
下部機関として尾道刑務支所、有井作業場、呉拘置支所、福山拘置支所、三次拘置支所を持つ。
所長の下に4部1課を持つ5部制である。
総務部(庶務、会計、用度)
処遇部(処遇、作業)
教育部(教育、厚生)
医務部(医療、保健)
分類審議室(考査、審査、保護)
1888年(明治21年)3月 現在地(吉島)に監獄を設置
1890年(明治23年)10月 広島監獄署と改称
1903年(明治36年)4月 広島監獄署を広島監獄と改称
1922年(大正11年) 広島監獄を広島刑務所と改称
1945年(昭和20年)8月 原爆投下により多数の職員、受刑者が被爆、死亡した。
2012年(平成24年)1月11日 受刑者の中国籍の男一人が脱獄する。
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