万能倉駅 福塩線

福塩線の万能倉駅（まなぐらえき）は周囲が古くからひらけたまとまった集落が広がりある広島県福山市駅家町大字万能倉にあります。西日本旅客鉄道（JR西日本）福塩線の駅。難読駅。
日中の福山方面からの列車の一部が万能倉駅で折り返す。

島式1面2線のホームを持ち行違い設備を備えたコンパクトな木造駅舎をもつ地上駅です。駅舎は線路北側にあり、ホームへは無蓋跨線橋で連絡しています。

運転扱い廃止後に右の事務室部分が一部撤去され幅は約半分になったとのことです。福塩線の駅の中では利用客は多く、造りつけの長椅子の他、FRP製の椅子が設置されています。

ホーム幅は駅名標を正面から撮影するのは困難なほど非常に狭く、朝夕のラッシュ時は激しく混雑するとの事です。。
せとうち地域鉄道部管理の無人駅だが、自動券売機（岡山地区のICOCA導入と同時期の新機種、但しICOCA装填ホルダーは省かれている）が設置されています。近年、駅構内照明設備が充実されました。

万能倉駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 ■福塩線 上り 福山方面 ただし当駅始発は2番のりば
2 ■福塩線 下り 府中・三次方面

1914年（大正3年）7月21日 - 両備軽便鉄道開業と同時に設置。
1926年（大正15年）6月26日 - 両備軽便鉄道が両備鉄道に改称となる。
1933年（昭和8年）
9月1日 - 両備鉄道が国に買収され、国有鉄道福塩線の駅となる。
11月15日 - 福塩北線開業に伴い、それまでの福塩線が福塩南線に改称され、当駅もその所属となる。

1935年（昭和10年）12月14日 - 軌間1067mmに改軌。
1938年（昭和13年）7月28日 - 当駅を含む福山駅 - 塩町駅間全通により福塩南線が現行の福塩線の一部となり、当駅もその所属となる。

1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2009年（平成21年）
3月31日 - 窓口営業終了。
4月1日 - 無人化。

電報略号 マナ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 655人/日（降車客含まず）
-2007年-
開業年月日 1914年（大正3年）7月21日
備考 無人駅（自動券売機 有）