![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f8/285ccc03fe9d640f5247bf0e98ebee36.jpg)
岡崎駅は、岡崎市の南郊に位置するため、かつては閑散とした雰囲気を持っていたが、1980年代中頃より東海道本線の列車が増発されていくと、名古屋市や岡崎市中心部のベッドタウンとして変貌しつつあります。
現在、シビックコア地区整備事業により、駅周辺の再開発が行われており、それに伴い周辺道路では商業施設の出店や高層マンションの建設などが著しく見られます。また、東口のタクシー乗り場と待ち合い駐車場の改修工事、駅構内の自由通路の延伸やエレベーター・エスカレーターの設置、立体駐車場の建設が行われた。 2009年にはバスターミナルが完成し今まで三菱東京UFJ銀行前から発車していた市民病院行きなどもバスターミナルから発車するようになりました
国鉄時代は、市の中心部に位置する名鉄の東岡崎駅と比べて、市の南郊という立地条件や名古屋市までの利便性(運賃・運転本数・所要時間)などにより不利な立場であったが、JR発足以降は同市までの利便性が向上した他、運賃と所要時間についてはJRが優位となった事もあって、利用客は年々増加しています。
この他、商業施設や公共施設も東岡崎駅前や市の中心部である康生地区から当駅に程近い戸崎・羽根地区への移転・新設が進み、それに伴い駅周辺を含む市南部の宅地化及び再開発が進んでいる事も、利用客増加に一役買っています。
場所は愛知県岡崎市羽根町字東荒子にある、東海旅客鉄道(JR東海)・愛知環状鉄道の駅です。
駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、合計3面5線のホームを有する地上駅。単式ホームを愛知環状鉄道、島式ホームをJR東海が使用します。東海道本線は内側の2・3番線が本線、1・4番線が副本線となっています。なお、昼間の東海道本線では快速列車系統と普通列車の緩急接続が行われます。
構内の東西を結ぶ橋上駅舎を備え。JR東海の駅長・駅員配置駅(直営駅)です。管理駅として、東海道本線の3駅(三ヶ根駅・幸田駅・西岡崎駅)を管理しています。駅舎内部にはみどりの窓口や自動券売機・自動改札機が置かれています。愛知環状鉄道の駅員はいないが、同線専用の自動券売機が設置されています。愛知環状鉄道を利用する際もJRの自動改札機を通る必要があるが、同線はTOICA非導入であり、改札内にカードリーダーの設置もない。そのためTOICAで東海道本線を利用して当駅で愛知環状鉄道に乗り換えるには一度改札を出て同線の乗車券を新たに買い直す必要があります。
2004年(平成16年)11月14日までは0番線から発車する愛知環状鉄道線の列車は東海道本線の上り線を逆走する形で運転されていたが、単線の専用線路が既設線に並行して増設されました。
愛知環状鉄道0番線の接近メロディは、JR東日本八高線明覚駅と同じ曲(バージョン違い・サウンドファクトリー製)を使用しています。
岡崎駅プラットホーム
0 ■愛知環状鉄道線 - 新豊田・瀬戸市方面
1・2 ■東海道本線 上り 豊橋・浜松方面
3・4 ■東海道本線 下り 名古屋・大垣方面 一部列車は1番線
名古屋方面への当駅始発の一部が1番線からの逆線発車となる。4番線から豊橋方面への発車も可能であるが、2009年度ダイヤでは設定がありません。
かつては構内東側に駅舎があったが、1990年に現在の橋上駅舎になりました。
貨物営業を行っていた頃は、駅舎の南側に有蓋車用貨物ホームや貨車留置線があり、また、1960年代までは三龍社工場や日清紡績針崎工場の貨物ホームへの専用線も伸びていました。
現在の東海道本線にあたる路線の建設に当たって、急勾配を避けるために御油・赤坂の宿場町を避けて蒲郡を経由したため、岡崎駅は岡崎市街地から南に離れた羽根村(のち岡崎村)に建設されました。これに関して、御油と赤坂が鉄道を忌避したという説や、岡崎宿が鉄道を忌避したため市街地から離れたという説が、鉄道忌避の代表例として古くから語られていたが、これらはその根拠となる史料が存在していない。実際にはまず矢作川橋梁の位置を決定した後で蒲郡以西の線形を検討した際に、地盤が軟弱な地域があった事や、市街地に線路を通すのは用地買収の際により困難をきたす事などの条件を検討した結果としての位置決定であった事が真実とされています(なお、岡崎町〈市制施行は1916年〉では鉄道庁に対し、東海道本線の複線化の際に上り線を市街地に引き込んで欲しいといった請願を行った事があったが、「上下線を離すのは問題」といった理由で断られている。その後、1955年には東岡崎~岡崎間のモノレール建設が計画されたが、後に中止となった)。
1898年、市街地と駅を結ぶための馬車鉄道である岡崎馬車鉄道が開通した(同線は1912年に路面電車化し、最後は名鉄岡崎市内線となって1962年に全廃された。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます