
四辻駅は、植込みや松の木で庭園のような趣のある木造駅舎をもつ山口県山口市鋳銭司(すぜんじ)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅です。四辻は山陽道に交差して街道があったからで南へは秋穂(あいお)へ、北は萩往還への脇街道です。
四辻駅から小野田駅までの各駅は山口地域鉄道部の管轄駅となっています。隣の大道駅からは徳山地域鉄道部に管轄が変わる(大道駅 - 当駅間の下り第3閉塞信号機付近に管轄境界標がある)。但し、どちらの鉄道部も広島支社の管轄のため、広島支社に所属することには変わりはありません。
駅は元々は単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ、中線構造の地上駅であったが、ホーム嵩上げ工事の際に島式ホームの片側(2番線、駅舎側)に柵が設置され、変則配置による単式2面2線の構成となりました。
駅舎はあるが、山口地域鉄道部管理の無人駅でした。駅舎は元々単式であった下りホーム側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡しています。低湿地帯の築堤上に駅ができたので、駅前道路より1段高い所に駅舎があります。
四辻駅プラットホーム
1 ■山陽本線 下り 新山口・下関方面
3 ■山陽本線 上り 防府・徳山方面
ホームには上記ののりば番号標はないが、駅掲示時刻表では上記の番号で案内されています。なお、既に柵で封鎖された2番線(中線)には架線がなく、線路についても新山口方は下り線、徳山方は上り線とのみ接続されており、電車の入線はできない。
1920年(大正9年)5月16日 - 国有鉄道山陽本線の大道駅 - 小郡駅(現・新山口駅)間に新設開業。旅客・貨物の取扱を開始。
1961年(昭和36年)5月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
電報略号 ツシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 348人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1920年(大正9年)5月16日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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