![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/3d/d928d16260db5d2de43364109024db75.jpg)
富士駅は、、静岡県東部の中心都市の一つである富士市の代表駅です。富士市が製紙の町と呼ばれるだけあって、駅周辺には多数の製紙工場が存在いたします。富士駅は1909年(明治42年)4月に鉄道院(日本国有鉄道の前身組織)の駅として開業し、富士身延鉄道(身延線)の乗り入れ・同線の国有化を経て、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化によりJR東海とJR貨物の駅となりました。民営化後も東海道本線と身延線が接続する旅客駅として、また富士市周辺の貨物を取り扱う貨物駅として機能しています。なお、JR貨物が第二種鉄道事業の免許を有しているのは東海道本線のみであり、身延線での貨物の営業は行われていません。
かつては東海道本線で運行される優等列車が多数停車していましたが、東海道新幹線の開業後、その数を減らしました。2009年3月現在停車する優等列車は、静岡と甲府を結ぶ「ふじかわ」、東京と出雲市駅・高松駅を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」・「サンライズ瀬戸」の3種類です。
所在地は静岡県富士市本町、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅です。
東海道本線を所属線としており、当駅を起点とする身延線を加えた2路線が乗り入れています。
駅周辺の「富士駅周辺地区」は、富士市の中心市街地の一つとして位置付けられていますが、駅利用者の減少から一時の活気は衰退しています。
駅の北口側は駅前広場が整備されており、ペデストリアンデッキが設置されている。北口周辺には富士本町商店街が立地するほか、王子製紙と大興製紙の製紙工場が並んでいる。バス停留所(富士駅前バス停)はペデストリアンデッキの下にあり、富士急静岡バスが運行するバスが発着しています。
南口側も北口側と同様に駅前広場とペデストリアンデッキが整備されている。南口側には東海道新幹線の新富士駅があるが、2kmほど離れている。ペデストリアンデッキの下には富士駅南口バス停があり、新富士駅行きのバスなどが発着する。
駅弁は特選幕の内と竹取物語。
南口
富士駅の駅舎は南北自由通路を併設する橋上駅舎である。この駅舎は富士駅の駅舎としては2代目のもので、1964年(昭和39年)に建設されました。
橋上駅舎は1・2番線ホーム上空から3・4番線ホーム上空にかけて設けられています。駅舎からは構内の南北に向かって通路が伸びており、南口と北口が開設されています。改札口は1か所で、自動改札機を導入。駅舎内部にはみどりの窓口や自動券売機の設置がある他、ASTY富士が入居しています。
駅構内のエレベーターは合計で3基あり、改札口と各ホームを結んでいます。これらのエレベーターは、2002年(平成14年)度から2003年(平成15年)度にかけて新設されました。この他、駅舎の北口と南口にもエレベーターが整備されています。
富士駅はJR東海による直営駅(駅長・駅員配置駅)である。管理駅として、富士市内にある東海道本線の駅(東田子の浦駅・吉原駅)を管理している。
東海道本線の沼津 - 静岡間は1889年(明治22年)に開通した。同時に両隣の吉原駅・富士川駅(当時は鈴川駅・岩淵駅)が開業したが、富士駅は開設されませんでした。その後、加島村(後の富士市)と地元有志による熱心な誘致活動が行われた結果、路線開通の20年後の1909年(明治42年)に富士駅は開業した。加島村の中央に位置するので「加島駅」と名づけるよう請願があったが、富士山や富士川から「富士駅」と命名されました。なお、同時に誘致活動が行われた製紙工場(富士製紙第八工場、後の王子製紙富士工場)も同時期に操業を開始しています。
駅開設の翌年・1910年(明治43年)には馬車鉄道の富士鉄道が駅前に乗り入れ、東海道本線と大宮町(後の富士宮市)を結ぶ馬車鉄道の乗換駅となりました。馬車鉄道は富士身延鉄道に譲渡されたのち1913年(大正2年)に蒸気鉄道に改修され、駅に乗り入れるようになった。富士身延鉄道は1938年(昭和13年)に国に借り上げられ(1941年に正式に国有化)身延線となり、国有鉄道の路線網に組み込まれました。
富士市が構想するデュアル・モード・ビークル (DMV) 導入計画には、新富士駅から富士駅を経由し吉原中央駅・岳南鉄道線方面へ向かう、というものがある。その中では、富士駅と新富士駅間の輸送に日本製紙専用線を旅客線として利用するという案があります。
2010年3月13日に身延線でも当駅から西富士宮駅までTOICAが利用可能になりました。
1909年(明治42年)4月21日 - 国有鉄道東海道線(同年に東海道本線に改称)の駅として開業[9]。旅客・貨物営業を開始。
1910年(明治43年)4月17日 - 駅前に富士鉄道(馬車鉄道)が乗り入れ。
1913年(大正2年)7月20日 - 富士身延鉄道の富士駅が開業(一般駅)、同社線(身延線の前身)が富士宮駅まで開通。馬車鉄道は廃止。
1927年(昭和2年)6月20日 - 富士身延鉄道の電化に伴い、富士身延鉄道側の駅構内を電化。
1938年(昭和13年)10月1日 - 富士身延鉄道が国に借り上げられ、身延線に[11]。
1941年(昭和16年)5月1日 - 富士身延鉄道が正式に国有化。
1949年(昭和24年)2月1日 - 沼津 - 静岡間の電化に伴い、駅構内を電化。
1951年(昭和26年)8月15日 - 大昭和製紙(現在の日本製紙)富士工場専用線が運行開始。
1964年(昭和39年)11月 - 2代目の駅舎に改築。
1969年(昭和44年)9月28日 - 身延線富士 - 竪堀(入山瀬)間経路変更・複線化。これにより、それまで駅から東側に向かっていた身延線の線路が、現行の西回りに切り替えられた。
1971年(昭和46年)8月1日 - コンテナ基地開所。
1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東海・JR貨物が継承[9]。
1993年(平成5年)1月30日 - 自動改札機を導入。
2007年(平成19年)3月18日 - 夜行快速「ムーンライトながら」の上り列車(東京行き)の停車駅から外れる(下りは継続)。
2008年(平成20年)3月1日 - 東海道本線でTOICAのサービス開始。
2009年(平成21年)12月4日 - ASTY富士がオープン。
電報略号 フシ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度- 8,508人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1909年(明治42年)4月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 東海道本線
キロ程 146.2km(東京起点)
◄吉原 (4.9km)(3.5km) 富士川►
所属路線 身延線
キロ程 0.0km(富士起点)
(1.5km) 柚木►
備考 駅長配置駅(管理駅)
みどりの窓口 有
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます