
「グリーンドーム糸田」という愛称の糸田駅(いとだえき)は、福岡県田川郡糸田町にある平成筑豊鉄道糸田線の駅です。 糸田の町名は泌泉が田畑を潤し、豊作が続いたため、「いとよき田」と 呼ばれ町名の由来になったと言われています。
駅横には郵便局、タクシー会社、交番があります。"放浪の俳人"山頭火と彼のよき理解者で親交があった炭鉱の医師・木村緑平の句碑も駅周辺に点在しています。
徒歩15分で大伴金村の伝説がある"泌泉(タギリ)"、30分で金村神社に着きます。桜の開花シーズンには駅前の 中元寺川対岸にあるサクラ並木が見事です。
下り列車進行方向に向かって右側に単式ホーム1面1線と待合室を持つ地上駅です。無人駅。待合室の建物には食堂があり地元の名産品等が展示されています。
線路を挟んだ反対側からは、駅構内田川後藤寺方には、歩道橋タイプの出入口が設けられてホームに直接つながる跨線橋が架けられています。
1897年(明治30年)10月20日 - 豊州鉄道後藤寺 - 宮床 - 豊国間の開業に伴い宮床駅(みやとこえき)として開業。
1901年(明治34年)9月3日 - 九州鉄道が豊州鉄道を合併。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
1929年(昭和4年)2月1日 - 金宮鉄道(後の産業セメント鉄道)当駅 - 金田間の開業に伴い糸田駅開業。
1943年(昭和18年)7月1日 - 戦時買収により産業セメント鉄道の鉄道路線を国有化。国鉄宮床駅を糸田駅に改称し、産業セメント鉄道糸田駅を併合。
1945年(昭和20年)6月10日 - 当駅 - 豊国間の貨物支線を廃止し当駅構内に併合。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
1989年(平成元年)10月1日 - 平成筑豊鉄道に転換。
電報略号イト
駅構造地上駅
ホーム1面1線
開業年月日1897年(明治30年)10月20日
備考無人駅
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