観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

塚本駅 東海道本線

2015-12-28 00:03:08 | 東海道本線

塚本駅は、大阪府大阪市淀川区本二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅です。駅の所在地は淀川区であるが、西淀川区の境に駅がある。西口は西淀川区である。この辺りは、鉄道唱歌にも「大阪いでて右左 菜種ならざる畑もなし」と歌われたように、明治時代までは一面が農村地帯であった。その後民家や工場が立ち並ぶようになったため、駅が設置された。駅のすぐ脇には阪神高速が通っています。


東海道本線の吹田駅 - 須磨駅間の電気運転開始と同時に営業を開始した駅である。当駅の尼崎方には北方貨物線が分岐・合流するデルタ線があり、デルタ線自体も当駅の構内として含まれている。これについては後述する。
東海道本線については「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。また東海道本線の列車のほか、尼崎駅から分岐する福知山線に直通する一部の列車が停車し、この系統には「JR宝塚線」の愛称が設定されている。隣の尼崎駅との駅間距離はJR神戸線区間内で最長。当駅からJR東西線の加島駅に向かう場合、「大阪市内」発着の乗車券だけで大阪市外にある隣の尼崎駅(兵庫県尼崎市)を経由できる特例がある(当駅 - 尼崎駅 - 加島駅の運賃は不要、途中下車はできない)。鉄道写真の有名撮影地としても知られており、休日となると多くの鉄道ファンが集まる。

8両編成対応島式ホーム2面4線を有する高架駅です。外側線に面するホームには柵(一部開閉可能)が設けられ通常は乗降できず、実質的には相対式2面2線になっている。このため、JR宝塚線の列車のうち、外側線を走行するものは普通電車でも通過する。
直営駅で、大阪駅の被管理駅である。ICOCAの利用エリア、および特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。切符売場には指定席券売機と券売機が4台あります。改札口にはICカード専用機が複数、改札機6台があります。

塚本駅プラットホーム
ホーム 線路 路線 行先
1 上り外側 (通過列車のみのため閉鎖)
2 上り内側 ■JR京都線 大阪・新大阪・高槻・京都方面
3 下り内側 ■JR神戸線 三ノ宮・姫路方面/(■JR宝塚線)宝塚方面
4 下り外側 (通過列車のみのため閉鎖)
当駅は「JR神戸線」の区間の途中駅に当たるが、案内上では下り三ノ宮・宝塚方面のみ「JR神戸線」と案内され、上り大阪・京都方面は「JR京都線」(大阪駅以東の愛称)として案内されている。これは大阪駅 - 尼崎駅間でJR神戸線系統とJR宝塚線系統が混在することから、便宜上直通先の名称を使うことで、同じ方向に向かう2つの系統を一まとめにしているためである(新大阪駅でも同様の案内がされている)。後述の通り、旅客案内上では「JR宝塚線」の名称はあまり使われていない。
快速電車のうち、新快速・朝夕ラッシュ時のJR神戸線快速・JR宝塚線直通快速(丹波路快速含む)については外側のホーム(1・4番線)、JR神戸線のその他の快速は原則内側の2・3番線を通過する。

当駅の尼崎方では、北方貨物線の宮原操車場(宮原総合運転所)への回送線が分岐している。その北方貨物線はさらに尼崎方で東海道本線に合流しており、当駅 - 尼崎駅 - 宮原操車場でデルタ線を形成している。宮原総合運転所からは大阪方面と神戸方面の双方に出入りすることができる形になっている。このデルタ線そのものも当駅の構内として扱われている。
上り線については北方貨物線の分岐点に当駅の第1場内信号機がある。その後はデルタ線内に第2場内信号機、大阪方 - 宮原方の回送線の合流地点に第3場内信号機、そしてホーム手前に第4場内信号機があり、大阪方には出発信号機も設けられている。


一方、下り線については、ホーム手前の信号機は場内信号機ではなく第0閉塞信号機であり、ホームの尼崎方にある出発信号機相当の信号機の方を場内信号機として、宮原方への回送線を分岐させている。その後はいくつかの構内閉塞信号機がデルタ線内に設けられており、北方貨物線の合流地点に当駅の出発信号機がある形になっている。
そのため当駅の旅客設備に限っていえば、上り線については停車場であるが、下り線については停留所扱いとなる。また、北方貨物線(尼崎方 - 宮原方)・大阪方 - 宮原方の回送線共に外側線にしかつながっていない。
なお、北方貨物線と、大阪方 - 宮原方の回送線の分岐・合流地点は、運転取扱上では「塚本(信)」と扱われるが、独立した信号場というわけではない。

日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時、大阪方面は4分間隔で発車する。
東海道本線神戸方面へ出入りする系統(JR神戸線)と、隣の尼崎駅から福知山線に入る系統(JR宝塚線)が交互に停車する形になっている。ただし、JR宝塚線の普通電車のうち、外側線を走行するもの(朝の大阪駅発着電車)は当駅を通過し、内側線を走行するもの(JR京都線直通の「各駅停車」)は全て停車する。駅の運賃表の路線図でも大阪駅 - 尼崎駅はJR神戸線とJR宝塚線を重複させた書き方になっているが、塚本駅の欄はJR神戸線側にのみ記載されており(福知山支社管内を除く)、当駅の案内標識や改札口の発車標でも「JR宝塚線」の表記は使われていない。そのため、当駅は「JR神戸線」としてのみの駅で、停車するJR宝塚線列車は尼崎駅以東をJR神戸・京都線の列車として運転されているという扱いがなされていると解釈することもできる(東急大井町線における二子新地駅や高津駅と同様)。2003年11月30日までは京都線直通の「各駅停車」でも当駅のみ通過するものがあった。


1918年(大正7年)
5月15日 - 国有鉄道東海道本線の大阪駅 - 神崎駅(現在の尼崎駅)間に歌島仮信号所を開設。
8月1日 - 北方貨物線開業により歌島仮信号所が同貨物線の分岐点となり、歌島聯絡所に改称される。
1922年(大正11年)4月1日 - 歌島聯絡所が歌島信号場(初代)に改称される。
1926年(大正15年)11月15日 - 東灘駅(現在の東灘信号場)までの複々線化に伴い、歌島信号場(初代)廃止。
1934年(昭和9年)
5月25日 - 大阪駅から北方貨物線宮原操車場方面への西回り回送線設置に伴い、分岐点に歌島信号場(2代目)を開設。
7月20日 - 歌島信号場の東側に旅客ホームが設置され、塚本駅として開業(旅客取扱のみ)。歌島信号場は同駅に統合される。開業時の駅舎は、三角屋根の洋風建築であった。
1945年(昭和20年)6月15日 - 空襲にて駅舎焼失。
1948年(昭和23年)5月 - 2代目の駅舎が改築。
1967年(昭和42年)1月10日 - 高架化工事着工。
1970年(昭和45年)10月1日 - 駅舎改築工事着工。
1972年(昭和47年)10月1日 - 3代目駅舎竣工。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅になる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。

電報略号 ツモ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線(乗降は2面2線のみ)
乗車人員
-統計年度- 16,583人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1934年(昭和9年)7月20日
備考 直営駅
みどりの窓口 有
阪 大阪市内駅
* このほか、東海道本線貨物支線(北方貨物線)も当駅構内を経由する。


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