yotchaブログ【ベーシスト、キーボードプレイヤー、ピアノ調律師、よっちゃことフジタヨシコのブログ】

先週水曜から4日間、私めがウィルス性胃腸炎で寝込みまして。
咽喉や鼻には一切症状ナシなんだけど、熱は最高39.6度、下痢も随分と続きました。
やっとなんとか治まって、昨日は妹と川越の母の病院に面会に。
リハビリを見学しましたが、母は先週前半からは熱も下がり少しずつリハビリが進んでます。
車椅子で一つ上のフロアの広いリハビリルームまで行き、最初から最後までちゃんと目を開けていました。
まだその後は発語がないし、転院後10日ほど発熱で寝たきりだったからそのお休み期間を取り戻すのにしばらく掛かるだろうけど、気長に構えるしかないです。
桜も今年は遅いことだし、咲いている間に車椅子で数分でも花見が出来ることを夢見ています。
そして・・・昨日は妹運転だったにもかかわらず、なぜか夕方買い物をしたあたりから右肩が痛みはじめ、夜中には寝返りも打てない状態に。
今度は五十肩発症（泣）。
着替えも洗顔も料理も思うに任せず、運転もとても無理な痛みだったので、今日午前中に整形外科に行って痛み止めを打ってもらいました。
治まるまでとても仕事が出来る状態にはない・・・私の仕事、アップライトの調律の場合、右腕を肩より上に上げた状態が1時間続くのです。
先週の遅れを取り戻すはずだったのに、まだしばらく仕事を休まざるをえない。
明日は鍼の予約をしたし、仕事は来週からと開き直って治療に専念します。
花見の頃には、良くなってるといいなぁ。

転院から6日になりますが、ずっと微熱が下がらず積極的なリハビリには進めない状態で停滞しています。
本格的な肺炎ではないけど炎症は起こしているし膀胱炎の兆候もあるということで、それらは長く寝たきりの場合には可能性大と転院前から言われていたことではありました。
転院後に検査してからは、それらの症状への薬の処方はされているので、早く落ち着くのを祈るのみ。
あと、2時間ごとの体位交換はきっちりされていたので褥瘡は無いと思っていたのだけど、腰にはあったそうで。
前の病院で、オムツの交換時には必ず廊下に出るように言われて、そこは見させてもらえなかったから分からなかった。。。
転院の日には、初めてかなりはっきりした発語があったのだけど、それは「やめて！」・・・鼻からの痰吸引が苦しくて出た言葉でした（涙）。
その後その日は「大丈夫？寒くない？」という問いかけに、「大丈夫」とも声が出た。
転院日は一応熱もなく体調は悪くなかったので、リハビリ病院では胃瘻患者も食堂で車椅子に座って経管栄養を入れる形で、母はまわりの車椅子のお年寄り軍団にびっくりしながらそこそこ目を開いていたのですが、その後に2回行った時は微熱のために終日ベッドにいて反応も少ない状態。
熱さえ落ち着けば、車椅子に徐々に長い時間乗りリハビリも進み、意識のレベルも上がってくることは予感できるのですが、今のところ炎症が治まってくれるのを待つしかない状況です。
今度の病院は口腔ケアも非常に丁寧で、体圧の分散についてのグッズや気配りも非常にきめ細やかで、安心できる印象です。
病状のために急性期専門の所に長くとどまらざるを得なかったということがありましたが、今度の病院でこれから全身状態が回復していく・・・そして、少しずつリハビリが進んで行くはず。
何度か通って近道も開拓したし、これから暖かくなって桜も咲く景色のドライブを楽しみに、週2～3回母に会いに行って励まして、自分の仕事も徐々に再開していきます。

意識が戻って数日は一人で盛んにグーチョキパーをしたり、右手を筋トレ風に動かして頑張っていたのだけど、その後に熱を出してから意識レベルが少し下がってしまって、今にも喋りそうだった状態からはやや後退しています。
昨日は孫たちの声にも反応がなく目を開かなかったので落ち込みましたが、今日はちゃんと目を開けたり手を伸ばしたりした場面もあり、医師との面談でも大きな後退ということではないニュアンスだったので、とにかく気長に見守り支えて行くしかないんだと改めて感じました。
一昨日、車椅子に乗るリハビリを妹と一緒に見学しましたが、作業療法士の腰に右手で掴まって右足を少し踏ん張る動作もして、女性の療法士一人の支えで車椅子に乗り移る動作にも慣れて来ているし、車椅子の手すりに掴まり顔をまっすぐ前に向けて姿勢良く乗れています。
それだけでも、大きな進歩！
意識が戻ったという劇的な変化に喜ぶあまり、熱が出てリハビリが出来ないと後退してしまうことに焦りを感じたりもしましたが、半月前に比べればものすごく進化しているんだ、焦りは禁物だ。
なんとかここ数日体調が安定してくれて、無事に転院できますように。。。
明日は母の衣類を揃えて、名前書きせねば。
病院によってはタオル以外の寝間着もリハビリ着も、感染予防のためということで全部リースを利用するようにという所も多いのですが、転院先は本人の衣類を持ち込むシステムです。
まだ長時間の車椅子は無理でストレッチャー移動ですが、自分の服を着て車に乗って、着いたらさっそく車椅子に乗せることになる予定です。
自分の服を身に着けるのも2ヶ月半ぶり、そういった刺激が良い方に作用してくれますように。

今週は今日明日と仕事で、バタバタしているところ、転院先のベッドが空いたと午前中に連絡が。
1ヶ月待ちという話だったので早くても再来週と思っていたら、15日に空きが出ることになったそうで、この日を逃すと、来週木曜に空くかもしれないけど確実とは言えないというお話。
転院日は介護タクシーに私が同乗して行くから、帰りの足の問題があるし妹が休みを取って車で行ける日と考えていたのだけど、今日は彼女は多忙で午後になっても連絡が取れず。
ちょっと悩んだのだけど、今の病院のワーカーさんと相談してもうこれはこの日に決めてしまうしかないと決定しました。
夕方やっと妹と連絡が取れて、その日休めると確認が取れて一安心。
まだ状態が今一つだったのでお風呂に入れてもらってないですが、転院までには綺麗にしてもらえます。
車椅子かストレッチャーか質問したところ、背もたれが倒せる車椅子もあるそうで、リハビリの担当者とこれからの状態を確認相談して決めるそうです。
約1時間の車移動です。
2ヶ月半ぶりに、外の空気に触れるんだ～！
このところ、毎日のリハビリにお疲れモードの母ですが、呼びかけるとすぐに目を開くし、今日は初めて老眼鏡を掛けさせて孫たちや秋に旅行に行った時の写真を見せたら理解している様子でした。
まだ喋れないけど、新しい環境で積極的なリハビリに刺激を受けて、言葉が出るようになってくれれば良いな～。
・・・と、胸を膨らませておりますが、今日はありゃ～という知らせが・・・姪のクラスが明日からインフルの学級閉鎖に。
姪本人は丈夫で元気でいるけど、一旦流行が収まってきたように見えたインフルエンザ、まだまだ油断が出来ないです。
家族皆、からだに気を付けて転院前後の日々を乗り切って行かねば。

日曜は妹一家と病院に行ったが、やはり孫の声にはすぐに目をしっかり開ける！
グーチョキパーは弱々しかったけど、「すずと七海も来てるんだよ、分かる？」って聞くと、「分かる」と口の動きがあった。
23日に胃瘻造設しましたが、この日テストをしてOKだったので、夜から本格的に胃瘻栄養になりました。
昨日は、午前中初めて車椅子に乗せたということで、後日一度車椅子に乗せている所を見たいと話したら夕方また乗せて見せてくれた。
ちゃんと座れるし、やっぱ座ると顔つきも違うし、疲れた？って聞くと首を横に振ったし、あと、スリッパは家で使ってたのを持って行ったので、「うちに帰る時には新しいのを買おうね」と話したら頷いた！
先生が「こんにちは」と話しかけると、こんにちはという口の動きも返すそうだし、訓練士の方も、「まだ声は出てないけど言葉を話す口の動きはしているので、どんどん話しかけてください」と言っていた。
話の内容も家族の顔もちゃんと分かってるようだし、来週くらいには、もしかして話が出来るようになるかも・・・ほんと、奇跡の回復です！
毎日車椅子に乗せるということで、新しいリハビリ計画書にサインしてきた。
胃瘻の傷が回復すれば、お風呂に入れるそうです。
川越のリハビリ病院から、正式にOKも出て約1ヶ月のベッド待ちです。
転院の頃には、上手くすればストレッチャーでなく車椅子で介護タクシーに乗せるところまで行けるかもしれないし、転院先のテラスで車椅子から桜を眺めるということも出来るんだな・・・夢のようです。
右手右足はちゃんと動いて左足も少し動くけど、左手だけは今のところ全く動かないのですが、リハビリでわずかでも改善してくれると良いのだけど。
今の一番の願いは、少しでも口から食べられるようになること。
きっとかなうはずと信じて、励ましていきます。