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意識が戻りました!

2012-02-26 11:36:00 | 看病日記
昨日、看護師の呼びかけのグーしてチョキしてパーしてなどにちゃんと応えられ、じゃんけんポン!も出来て、右足上げてというのにもちゃんと反応したそうです!
声はまだはっきりは出ないけど、「はい」という口の動きはあったとのこと。
妹と私が行った時間には疲れていたらしく、ほとんど寝てましたが、グーチョキパーして~っていうと弱々しくだけど応えてくれた。
担当医も病室に来てくれて、あとはどんどん刺激を与えること、昼間来たとき寝てても起こして良いですよ、夜たっぷり寝られるんだからというお話でした。
80歳で1ヶ月以上意識が戻らなくて、丸2ヶ月で意識回復というのは奇跡的なことだと思います。
長い長い2ヶ月でした。
家族の顔が分かるか?、記憶は?、嚥下が出来るようになるか、左半身マヒの改善の可能性はどの程度あるのかなど、まだまだ超えて行かねばならないハードルが考えられないくらいに沢山あるけど、とにかくスタートラインに立てたのです。
心配して下さった皆様、本当にありがとうございました!


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母が声を出しました

2012-02-24 23:19:00 | 看病日記
昨日今日とリハビリ病院の見学に行って、今日行った川越のリハビリ病院に申し込みをしました。
判定会の結果は週明けまで待たねばなりませんが、なんとか決まることを祈るのみです。

川越の帰りに面会に行くと、今日はなんと、入院以来初めて声を出しました。
まだ、「う~・・・」だけだけど、目でなにかを訴えているし、右手を上げて額を指さす動作をしたり、動かない左手を指さしたように思えた・・・弱々しくではあるけど。
意識は時々覚醒に近づいていて、自分になにが起きたのかと混乱しているのだろうと思う。
意識レベルが上がりつつある兆候に、看護師の方々はとても喜んでくれていて、温かい言葉を次々かけてくれて非常にありがたかった。


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ライブご来場御礼!& 母のその後(転院先見学)

2012-02-22 19:31:00 | 看病日記
18日のMumon Band&U-TA-CHI、GENTAのライブにご来場の皆様​、エールを送って下さった皆様、ありがとうございました!
お陰様で満員の大盛況、長時間を最後までお付き合い頂いた方々にはお疲れになったことと恐縮ですが、密度の濃いライブが出来たのではないかと出演者一同思っております。
会場内は、元安全バンド、ホールドアップ、ダムハウスとURCスタッフなど錚々たるミュージシャンや懐かしい友人たちでタジマッパラの同窓会状態、中盤を盛り上げてくれたGENTAの演奏と客席の熱気も現役バリバリのパワーを感じさせてくれました。

なかなか日記がアップ出来ませんでしたが、ライブの翌日には久しぶりの仕事があったり、その翌日には医師との面談があったりで忙しくしていました。
仕事はこの2ヶ月、急ぎの修理依頼以外は先に延ばして母との面会や病院との打ち合わせなどを優先してきましたが、久々に調律をして仕事が出来ることの喜びを噛みしめました。
担当医が変わって以降に母の回復も少し進んで、回復期リハビリ病院への転院申し込みを進め、今週は明日明後日と2箇所の病院に見学に行きます。
呼びかけに目を開ける時間が増え黒目を良く動かすようになってますが、未だ覚醒には至っていない重度の状態、その上脳卒中患者のリハビリが一番混雑している時期である中、ソーシャルワーカーさんが頑張って20軒近い病院をあたって下さって、なんとか二つの候補が見つかりました。

回復期病院の受け入れ条件として、経鼻栄養の状態だとリハビリが進めにくいし肺炎を起こす危険性も多いということがあり、胃瘻造設は必要なことなので承諾して明日はその手術があります。
でも、リハビリで嚥下が出来るようになって、口から食べられるようになれば胃瘻は閉じることも出来ます。
その希望を捨てずに、転院先は遠くはなるけど母の意識回復を出来るだけ後押しするべく通える範囲で通い続ける覚悟です。
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回復期リハビリ病院に行けそうです!

2012-02-15 21:10:00 | 看病日記
50日間一日も休まず面会に通ってきたけど、昨日はリハのために私は病院行きを休みオットに会社中抜けで行ってもらった。
(ちなみに妹は、実は先月下旬に自転車で転倒して肋骨を折ってしまい、会社にはなんとか通っているけど平日帰宅途中の面会までは出来ない状態なので、以来彼女が面会に行くのは土日だけなのです。)

リハ中にソーシャルワーカーから電話があり、なんと「今日酸素の管が外れました」とのこと!
そして、呼びかけに目を開けることが増えたので、回復期病院に打診してみることも可能との判断で、一ヶ所、遠方だが意識レベルが低いケースでも受け入れ可能そうな所に打診したら行けそうとの話!

日曜に担当医が当直だったので抜糸があり、酸素量(痰が固く量が多いためずっと一日5リットルの加湿酸素を送っていた)が2リットルに減ったし管は抜く方向という話は看護師から聞いていたけど、なんと今日はとんとん拍子にカニューレまでも抜去出来ました。
V-Pシャントのチューブは入っているけど、術後数日で尿管も抜けているし今は流動食の経鼻チューブ以外のすべての管から解放されたのです。

先週には回復期に行くことは無理と言ってたのに、こんなに早く気管切開を閉じることが出来るとは思っていなくて、驚いています。
2日の手術から2週間経ち母の回復が進んだこともあるだろうけど、やっぱ、担当医を交代してもらったことは大きいのかな。
医師もソーシャルワーカーも、こちらの希望を汲んでくれて、積極的に動いてくれているように感じます。
3度の流動食の前後に喉と鼻から吸引する以外は、吸引はせずに済んでる状態とのこと。
まだ意思の疎通は出来ないけど、両目ともかなり開けたし黒目が動くし、今までよりもずいぶん右の指を動かしていて、細かい動きがあって・・・夢の中でピアノを弾いているのかな~って思った。

回復期病床に行けるなら出来ることなら近くにとお願いして、とりあえず私の提案した3ヶ所の病院に打診してもらっています。

保険会社で働く友人のアドバイスで、自分の自動車保険のメディカル・アシスト・サービス、予約制の専門医の電話相談にも申し込んでみましたが、参考になる話が聞けました。
一旦系列病院に移って様子を見るよりは、少しでも早く回復期リハビリに入れること、たとえ遠くしか選べなくて面会の回数が少なくなっても、しばらくは家族の顔が認識出来るところまでは進めないだろうから、まずは専門的なリハビリを優先する方が大切ということだった。

介護関係に詳しい友人がケアマネージャーに聞いてくれた話では、転院希望の病院の医療相談室へは患者家族が直接訴えることが効果的ということなので、来週はそのことも頭に置いて動いて行きたいと思ってます。


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担当医の交代

2012-02-10 22:07:00 | 看病日記
昨日、医局長と面談をしてきました。
ナースステーションに着くと、看護師長がすぐにこちらに声を掛けてくる。
セカンドオピニオンで医局長兼副院長に面談を申し込む家族なんて、滅多にいないのでしょう。
ナースステーションも緊張が走っている様子だし、前日まで気になっていた母の口の汚れ(流動食が漏れて口の中や回りがべとべとになってたりする)も綺麗に掃除されてるし。。。
オットも会社を抜けて来て、師長とMSWも同席の形で話を聞きました。
質問内容を8項目の箇条書きにして、それを渡したので、じっくり読んでから回答してくれた。
医局長の対応は誠実ではありましたが、慎重に言葉を選び担当医の診断は間違いではないということを婉曲に話すような感じ。
だが、水頭症の診断については微妙で断言を避ける様子だった。
回復期病院に行くことが現時点では100%無理ということについては、期限の問題があるから同意見であるけれど、意識レベルが上がる可能性がゼロなのかと問えば、ゼロというわけではないが・・・ということであった。
意識のないまま転院した患者が、外来に来れるまでになった例もあるという話を聞き、大きな救いを感じました。
V-Pシャントのバルブ調整について、しばらく診続けなければならないので、転院は川越の系列病院以外に選択肢は無く、ベッドの空き待ちで今月下旬には移ることになりそう。
これまで一日も休まず面会を続けて来て、毎日変化を期待する日々だったけど、今後は長いスパンで考える姿勢に切り替えて行くしかないないんだな・・・と、夜オットと話し合いました。
意識の回復には家族の声掛けがとても重要であることは、友人の経験談や医師、看護師の話からも深く自覚していることがらだし、川越の病院は車で50分くらいかかる場所で今までより遠くなるけど週3~4日は交代で通って、出来るだけのことをして行きます。
その後3~6ヶ月中に地元の療養型病院に移すことになるけど、母の意識レベルが2ヶ月以内くらいに上がってくれれば多少遠くてもリハビリに力を入れている療養型病院へという選択もあるので、諦めずに様子を見つつより良い選択をして行きたいと思ってます。

医局長は途中携帯が鳴った時も出ないで、電話は師長に渡して面談を中断することなく話して下さり、これまでの医師との対応の違いを強く感じた。
これまでの担当医は救急医だから仕方がない面もあるのでしょうが、面談中に2回携帯を受けた後、「今も救急車が続けて来て、うちはそういう病院なんだから一日も早くベッドを開けて欲しいんです」という話にすぐに持って行く人だったから。
担当医交代のお願いも「私で良ければ」と引き受けてくれて、次の検査予定日も教えてくれ、その翌日に面談という約束もしてくれた。
今までは、必要なときはこちらから連絡しますってだけだったけど、これからは今後の予定が立ちやすいという面でもストレスがずいぶんと軽くなりました。


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