goo

セカンドオピニオン

2012-02-07 11:49:00 | 看病日記
板橋区の某病院でセカンドオピニオンを取るつもりで、先方に電話問い合わせをして脳外科の窓口に繋いでもらったら、病名、手術の時期などを詳しく尋ねられ、お聞きになりたいのは脳動静脈奇形に関してですか?水頭症に関してですか?と問われ。。。
あ~、セカンドオピニオンってそういうことなのね、と初めて気が付いた。
今の担当医の説明で矛盾を感じることがら全般を聞きたいと思っていたわけだけど、そんな漠然とした姿勢では話は進まないんだ。
それで、「一番聞きたいのは、頭蓋を戻す手術と水頭症の手術合わせてした当日に、回復期病院に行くことが100%無理と言われたことについて別の見解がないのかということです。」と答えて。
とにかく、現在掛かっている病院の主治医の許可と資料が揃ったところで再度連絡をと言われ。
資料を出してもらう手続きを頼むつもりで、昨日MSWにアポは取ってあったので面談して、とにかく別の先生の意見を聞きたいと話したところ、まずは当院の別の脳外科医とお話されますか?その後に他院のお話を聞きに行くという流れでも良いかと思いますとの答え。
積極的に他の医師との面談を奨めてくれて、医局長兼副院長と話すことをセッティングしてくれたので、それなら入院から今までの疑問点をトータルに質問出来そうと思い、焦って外部の病院と決めてかからず結果的に良かったです。
明後日に面談が出来るので、質問したいことをしっかりまとめないと!です。
日々勉強だ~。
昨日の母は、ミトンを取るとすぐに手を上げ握り返し、目を開けると同時に手も上げるという動きがあり、今までで一番回復の感触を得ました。
意識レベルがもう一段上がれば、回復期病院への転院が可能になると思うのだが・・・とにかく水頭症の手術から2ヶ月間は回復期病院への転院が可能なのが確認できたので、あと1ヶ月半の間になんとかそうなれることを祈りつつ、それが叶わないなら出来るだけ母に合っていて家族が通いやすい療養型の病院を探すということで、並行して調べて行きます。

goo | コメント ( 0 )

手術は成功

2012-02-04 12:05:00 | 看病日記
母の容体ですが、2日に頭蓋形成術と水頭症の治療のためV-Pシャントという、チューブを埋め込む手術をして、無事成功しました。
19日の面談の時に、2日に頭蓋を戻す手術をすることが決まり、髄液が増えているからV-Pシャント術も同時にするかを前日決定すると言われていて。
しかし・・・、元々水頭症があったわけではないわけで、頭蓋を外している状態だと溜まりやすいらしいけど、それは友人から教えてもらったことで、医師はそういう説明はしてくれなかった・・・年寄りは水頭症になりやすいということしか言わなかったし、水頭症のせいで意識回復が遅れているのかというこちらの質問には、「それはないです」ときっぱり言ってたのに、術後には「たっぷり水が溜まってたけどそれが抜けて、これで意識レベルが少しでも上がると良いですね」って言ったりする。
で、その直後には、回復期リハビリ病院に移れる可能性は100%ないです、などと言い切る。
もう自分のやることは終わったからさっさと転院してベッドを開けて欲しいという内容のことしか伝わって来ない・・・、療養型病院に移り寝たきりになるだろうと決めつけてるようだけど、納得がいきません。
救急担当の医師で、回復期について説明の言葉をほとんど持ってない人だということが、はっきり分かったので、来週はセカンドオピニオンを取るべく動くつもりです。
母は、術後病室に戻って呼びかけた時に目を開けたし、手も弱くだけど握り返した。
今までよりも力のある目線だったと、家族皆が感じました。
昨日は目を開けなかったけど、頭蓋を戻したことと髄液による圧迫が取れて、ここ1週間のうちには以前より意識レベルが上がる、そう信じています。


goo | コメント ( 0 )

手術から丸3週間

2012-01-16 17:30:00 | 看病日記
今日はオットが午前半休、午後川口の取引先に直行ということで、家で朝兼昼ご飯を一緒に食べてから車で送って行った。
産業道路を走っているだけで妙に新鮮な気分で、あ~、ここ3週間ずっとさいたま市内を出たことが一度もなかったんだわ・・・と、しみじみ。

その後、病院に面会に行くと丁度リハビリ担当者が来て、拘縮予防のリハビリの後、説明を受けリハビリ内容の確認書類へのサインをした。
先方が書類を作ったのは6日だったそうで、その後会う機会がなかったのだけど、6日の時点では意識レベルは3(一番悪い、でもその中にまた3段階あるのでその真ん中くらい?)だったけど、今は2に上がっているとのこと。
リハビリの時には両目を開けるそうだし、今日見た時もそうでした。
今までで一番、反応を感じました。
医師と面談したのは7日でその時点の意識レベルは低かったけど、その後少しずつ覚醒に向かっているから、次の面談の機会には前回よりは希望が持てる話をしてくれるかも。
今日は許可を取って、荒れた手と唇にローションやリップクリームを塗ってあげました。

goo | コメント ( 0 )

手術18日目、まばたきした!

2012-01-12 20:46:00 | 看病日記
気管切開は多分木曜になります、連絡しますと言われていて、連絡がないし明日だろうと思っていたら昨日行ったらすでにされていてショックでした。
承諾書は土曜に出してあったから、仕方ないのだろうけど。。。
ここまで意識が戻らないと感染症等の危険が増すし切開した方が本人も楽ですと言われ、それならそうしてくださいと、即答しちゃったのだけど。
医師にとっては15分ほどの簡単な手術ということだけど、家族、本人にとってはギリギリの決断だし、手術前に手を握って励ましてあげたかった。

今日は今までで一番目が開いて、初めて少しまばたきをした。
もしここ数日で意識が少しでも戻ってくるなら、切開の早さを悔やむことになるかもしれない・・・、でもそれもくよくよしても仕方がないです。
今度から重要な決断は一度持ち帰って考えるという風にせねばならないと、勉強になりました。
意識が戻ってリハビリをすればカニューレが外せる日が来る、それだけの回復力があるはずと信じるしかありません。

それと今日は、髪が全部刈られていて(緊急手術の時は右半分だけだったけど、頭蓋骨を戻す手術の前には全部刈りますとは言われていた)、今までは右頭部の傷口の部分だけを塞いでいたのが顎にかけて包帯が巻かれていたので、何故なのか看護師に聞いたところ、顎が外れていて一度はめても再度外れたので包帯で固定しているということだった。
17日間ずっと気管チューブが入っていて、口を開けた状態で固定され無理に大きく開けることも多かったからか・・・いつからそうだったんだろう。
気管切開で口は閉じられるようになったのに、顎の脱臼のせいで今度は開けられない様に固定されて・・・見ていて本当に辛いです。
しかし、いずれにしても頭蓋骨を戻す手術と抜糸が終わるまでは、右側を下に出来ずずっと左を向いた状態だし、まずは脳の腫れが引いて予定通りに手術が出来て抜糸まで順調に回復し全身状態が安定していること、それが目標です。

昨日は昼にランチ、午後お茶と、二人の友人に会い、それぞれ介護経験豊富な人なので貴重なアドバイスを沢山もらえた。
友達に会うのは母が倒れて以来初で、沢山話をしてかなり気持ちが明るくなりました。
川越の系列病院に行くよりも、リハビリ科が充実していて近くで家族が通いやすいところを探してそこに転院できるよう色々調べて行く、そういう方向性が見えてきました。
今の病院病棟は本当に救急で運ばれた急性期の患者向けの所だし、そこで出来ることはすべて順調にしてもらっていると思います。
大切なのは、回復期のこれからです。

goo | コメント ( 0 )

手術から丸2週間

2012-01-09 21:23:00 | 看病日記
しばらくアップ出来ませんでしたが、実は右手が腱鞘炎になってしまったのです・・・とほほ。
食料品の安売りを見ると買わずにいられない習性の母が大量に残した食材を、傷ませずに使い切らねばと、母が倒れてからの日々は連日料理に励んだり、冷蔵庫を2台使っていたのをオットと二人家族の状態では無駄だから1台カラにして掃除をしたりと、病院に行っている以外の時間はずーっと家事に勤しんだりネットで脳卒中関連の情報を検索したり。
ついつい根を詰め過ぎて、気が付いたらペンを持つのも箸を持つのも痛い状態になってしまい、先週金曜は整形外科へ。
翌日は鍼を打ってもらって、かなり楽になりました。
まだ油断できないから、しばらくは右手を庇いながらの生活です。

母の状態は、先週木曜に病室が移動になりましたが、集中治療室ではないけど意識が戻らない重症患者の部屋で、男女混合の3人部屋です。
前の重症管理室よりは制限が緩くなったので音楽をイヤフォンで聴かせるのもOKということで、母の好きなクラシックのピアノ曲をi-podに入れ、毎日聴かせています。
昨日今日は、年末年始もずっと出勤だったオットがやっと休みが取れて、一緒に面会に行ってますが、母と私でインイヤーヘッドフォンを片耳ずつ付けて音楽を聴いていると、モニターの波形が安定してくると言っていた。
聴こえているんだ!と確かに感じるけど、まだ目覚めてはくれません。
土曜に医師と面談しましたが、脳の状態からするともっと早くに意識が戻るはずと考えていた・・・、予想以上に脳幹に損傷があったのか画像では分からないということです。
今週もこのままだったら気管切開の手術をした方が良いと言われ、その方が本人も楽と言われたので同意書にサインしましたが、回復すればスピーチカニューレという話が出来るタイプに変えられるし、もっと回復すればカニューレは外せて傷も塞がるという説明だけど高齢者の回復は難しいという説もあるし・・・。
水曜までに目覚めてくれないかな・・・、でも、焦っても仕方ない。
毎日淡々と、語りかけ音楽を聴かせ、回復を信じるしかありません。
外減圧手術をして頭蓋骨を切り取っているので、冷凍保存された頭蓋骨を戻す手術が今月末。
抜糸後安定したら、2月半ばには系列の病院への転院という話も出されました。
急性期中心の病棟でベッド数が少ないので。
来週には、ソーシャルワーカーとその辺の相談もせねばならない。
同じような状態にあったお父様を長年介護してきた親しい友人から、話を聞けることになったので、色々と情報を得て今後に備えて行きます。


goo | コメント ( 2 )