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読んだ本、買った本

2005-02-28 16:10:51 | books
え~booksの更新1ヶ月ぶりだな。
今日は掃除洗濯デー。
1ヶ月間積み上がった本をやっと、整理した。
あ~これじゃ、1ヶ月まともに掃除してないのバレバレじゃん・・・恥ずかしい…ま、ライブもあったし許してくれ…。

古本屋で買ったのが、
「ぼっけえ、きょうてえ」岩井志麻子
「欠陥住宅物語」斉藤綾子
これ、古本屋で買ったすぐ後、文庫が出たんでちょっとショック、300円くらい損した。

あとは新品で、
「カノン」篠田節子
ナンシー関の「小耳にはさもう」ファイナル・カット
「なれずもの」中島らも
「昨晩お会いしましょう」田口ランディ
「スパイダースありがとう!」井上堯之

今読んでるのが、
「ASIAN JAPANESE 2」小林紀晴
これから、着手するのが
「春の数え方」日高敏隆
「空のオルゴール」中島らも

篠田節子の音楽小説は、ブログを始めてからmayumiさんに教えてもらって、5年くらい前の小説だけど、ハルモニアもカノンも偶然本屋で見つけて買えた。
本の入れ替わりの激しい昨今、古い文庫で欲しいのが店頭にあるということは、そうそうないので、これも縁があるってことですね。
篠田節子の音楽への造詣の深さは半端じゃない。
小説家でなければ演奏家をやっていたんじゃないかと思えるくらいに、プロの視点で綴られていて、なおかつホラーとしての質が高く上品。
多才な人が、いるんだよね~。

井上堯之は中学生の頃、ファンでした。
PYGからロックを聴き始めたので。
その後の彼の活動には、興味が薄れていたのだけど、この本は面白く一気に読みました。
驚くほどにストイックで非常に求道的な人なので、ビックリした。
まあ、真面目なんだろうなとは思ってたけど、ここまでとは・・・。
ガンを克服したという噂は聞いていたけど、本人がガンになることを望んでいたのだと。
寿命のカウントダウンが始まれば、生きることにより真剣になれると考えたそうですが、充分沢山の作品を残し大勢のミュージシャンとファンに愛されてきたのに、それでも自分の生き方を厳しく問い直さずにいられない人なんだなぁ。
あの厳しさは私にはとても真似できない・・・。

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今週読んだ本

2005-01-22 23:58:17 | books
「らもチチ わたしの半生 中年篇」中島らも・チチ松村
「実録・外道の条件」町田康
「結婚しません。」遥洋子
そんでもって今読んでるのが、
「ハルモニア」篠田節子

なんでこんなにハイペースかと言うと、二日酔いで寝てる日があったり茅ヶ崎まで電車で行く日があったりで、読書時間が多く。
で、今週はなんとなく活動的なテンションが下がってまして、昨日今日なんかも午前中にはあとでジムに行こうと思ってるのに、午後になるともう気力が続かなくて、仕事や用事が済むと運動する元気がなく本を読んでウトウトしてしまう生活です。
明日こそは、ジムで体を動かします・・・。

近所の本屋、北浦和の駅前の洋々堂がもうすぐ改装工事に入って、しばらくお休みするそうな。
今、北浦和に本屋は、他にあったのが次々閉めちゃって、ここだけになってしまったのに。
ここの本屋、なんだか趣味に合う物が置いてあるのだよね。
すごく狭いのだけど、限られた面積になぜか他の本屋にはない、求めている物があったりするのだ。
伊藤比呂美、上野千鶴子などは、だいたいここで見つけているのだけど、他の小さな本屋ではありえないだろう。
早く、改装工事が済みますように。

ところで遥洋子ですが、見てて辛いものを感じてしまうなぁ。
「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」は面白く読んだのだけど…忙しいタレント業と平行しながら、東大の上野ゼミに通うなんて、すごい頑張ったものだと感心したのだけど。
男運が悪いというのか、男の趣味が悪いというのか…実は結婚願望がものすごくあるタイプの人が、フェミニズムに出会って急激に頭だけ変化したけど、体がついていってないみたいな印象を受けるのですが・・・今回読んだ文庫は、元は5年前に出たものだから、また変ってきてるだろうけど。
まあしかし、それにしても家事労働=アンペイドワークについては、本当に難しい。
基本線ではそのとおりと思うのですが、家事って自分の分だけでもやることはあるわけだから、相方の分までついでにやるのが労働で苦痛かと言うと、苦痛の時もあるけど食事などは一緒に食べる楽しみもあるし、自分だけの分だと手を掛けるのが面倒でも、家族の分も考える時には栄養バランスなどもきちんと考えることは自分の健康のためでもあるわけで、本当に線引きが出来ない世界です。
私はもちろん、家事労働が女の仕事という役割分業意識を持つ人には反対を唱えたいですが、最近はそんな風には考えない男はすごく増えてますよ。
我が家は今はオットが激務に就いているので、古典的な役割分担状態だけど、以前は夕食は主に彼が作ってました。
その時々で、やれる方がやれば良いとお互いが思えればいいんじゃないのかな。
遥さん、なんとなく合わない男ばかり好きになって、玉砕してるような・・・もう少し見る目を養おう&素質のある相手を見極め育てて行く辛抱も時には必要よ…なんてね。
まあ私も数々の苦い経験からここに至ってますので、偉そうなことは言えないが。
しかしとにもかくにも、女同士を対立させる構造への問題意識をきちんと自覚しているタレントが、テレビの世界にいることは貴重なこと。
消えないように頑張って欲しいものです。


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最近買った本

2005-01-12 00:36:30 | books
寒いですねー、築34年の戸建ては超寒いです・・・だんだん体にこたえるようになってきたしねぇ。
トイレにも暖房入れようか、悩むこの頃だわ。

ところでbooksを長らく更新してなかったので、ここ2ヶ月に買った本をだーっと、並べてみます。

・沈むさかな 式田ティエン
・続 ばらっちからカモメール 鴨志田穣&西原理恵子
・新 絶対音感プログラム 江口寿子・彩子
・相対音感プログラム上・下 江口寿子
・久さん伝  松下竜一
・憶い続けむ 松下竜一
・私兵特攻  松下竜一

以上はネット注文。
松下さんの本は、全集の中で買いそこねていたもの。

・おなか ほっぺ おしり トメ  伊藤比呂美
・らもチチ 私の半生 青春篇 中島らも チチ松村
・愛か美貌か 中村うさぎ
・何だかんだと ナンシー関
・ハーモニーの幸せ 田口ランディ
・ゆっくりさよならをとなえる 川上弘美
・東京のオカヤマ人  岩井志麻子
・いやでも楽しめる算数 清水義範(え・西原理恵子)
・覚悟 戦場ジャーナリストの夫と生きた日々 橋田幸子

以上は近所の本屋で見つけて買ったもの。

音感に関するものとかピアノに関するものは、直接調律の技術に関係ないものでも、お客さんとの会話のおりに持っていると便利な知識なので、積極的に買うことにしています。
拾い読みしてそのまま放置というパターンも多いのだが。

式田ティエンさんは、2002年の第1回「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞を受賞したのだけど、実はうちのバンドのメンバーの親戚なのである。
普段ミステリー好きというわけではないのだけど、面白く読みました。

岩井志麻子は、ホラーに関してはそんなに興味ないのだけど、最近は韓国の内縁夫とベトナムの愛人のことをオープンに語っているのが面白いのと、うちの母と同じ岡山出身なものでちょっと気になるのだよね。

橋田さんの本は、沢山泣きました。
橋田信介さんと甥の小川功太郎さんは、CIAの車と間違われて殺されてしまったというのが真相だそうです。
真実を追究しようとしない政府、それを批判しない大部分のマスコミへの腹立たしさ、あらためて橋田信介という貴重なジャーナリストを失った無念さを大きく感じます。

伊藤比呂美はがんばるなぁー、10歳近く離れた第3子を生みアメリカに渡って子育て。
まだあまり喋れない2歳児でも、歌の脚韻のところになると嬉しそうに声を合わせる、「コトバの原動力は快感」なのだと子供を見て再認識する。
バイリンガルに育っていくさまを、詩人の感性でとらえて書かれたこの本は、すごく面白いです。


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大漁

2004-11-11 22:30:54 | books
仕事の帰りに浦和コルソの須原屋に。
他にも、買いたい物があったので浦和パーキングに入れて、来客に備えてテーブルクロスなど購入するも、駐車無料になる金額じゃなかったので、最後はヨーカドーで食材の買い物。
ほんとは、鴨志田穣&西原理恵子の「最後のラブレター ばらっちからカモメール 続」を買いに行ったのだけど、無かった。
なぜか前の「ばらっちからカモメール」はあったのだが。
マイナーな出版社だからなぁ。
でも、前のはあるのになぜ?でした。売り切れたかな?

でも、永遠の仔の文庫4,5巻と、関川夏央の「昭和が明るかった頃」を発見して、大漁です。

「最後の~ばらっち…」はたまたまネットで出たことを知ったけど、OZモールのページは春に止まったまま、新刊のお知らせも全くなし…そういうもんですかね…、ネットの世界のアバウトさを改めて実感。
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またまた

2004-10-29 22:53:24 | books
今日は、午前の仕事の後に、大宮でショッピング。
西口で洋服、東口で仕事カバンと本という、ハシゴ状態の買い物デー。
ハシゴっちゅうのは、買い物金額による無料駐車時間の都合で、車を移動させたことを指すのである。
仕事カバンは、3wayタイプの背負えるビジネスバッグを使っているのだけど、9割が車移動にも拘らず、やはり重い道具を入れているために持ち手や肩掛けストラップが数年でダメになります。
その手の物を買うのは、うちの近所では大宮ロフトが便利。

それでロフトはジュンク堂があるので、タイトルのまたまたは何かと言うと、本をまた買ってしまったわけですが・・・。

今日買ったのはすべて文庫。
橋田信介「戦場の黄色いタンポポ」
よしもとばなな「赤ちゃんのいる日々」
田口ランディ「オカルト」
篠田節子「家鳴り」

篠田節子は先日友達に薦められたので、どれにしようか悩んでの初挑戦です。
「ばなな」は、実はとても好きで、文庫になればすぐ買う作家の一人。
エッセイでも、もれなく読みたい。
人のネガティブな面をよく解った上で、それを転換して明るいトーンを見せてくれるので、癒されるんだよね。

橋田さんは、実は西原理恵子、鴨ちゃんの本経由で知った人。
今年5月に凶弾に倒れた事件は、ショックでした。
この文庫も、元は93年に出たものが亡くなって話題になったことで文庫化されたと思うと、今になって読むことになって、ごめんなさいっていう気持ちを含んだ複雑な思いで買ったのでした。

買い物後は、予定どおりジムに。
今日はハードなエクササイズはやれそうになかったので、一人でおとなしく軽めに水中歩行とミストサウナ、ジャグジーで体をほぐして帰りました。



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