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またたび

2005-03-22 22:41:58 | music
昨日は、昨年秋に亡くなった「またたび」のじい=浅井さんを偲ぶ会があり、午後2時に浦和の東武ホテルへ。
そして、2次会3次会最後の4次会まで残ってしまって、結局10時間を越える連続飲酒…本日は今世紀最大の二日酔いでした・・・。
浦和の「またたび」という店は、'70年代半ばから'87年まであったロックバーで、私が一番よく通ったのは高校生時代とその後2年位かな。
背伸びをして、タバコをふかしお酒を飲み、色んな男性に言い寄られました。
'80年からはバンド活動が忙しくなって都内に出ることが増えたんで、自然とあまり行かなくなってしまったなぁ。

'70年代、浦和の東口に曼荼羅があったのですが、火事で焼けてしまって、その後に出来た「またたび」に曼荼羅の常連さんたちが流れたそうです。
吉祥寺の前、浦和でやってたことは意外と知らない人も多いですね。
私は浦和の曼荼羅にも、一度だけ行ったことがあります。
高校のクラスメートと、その子の大学生のお姉さんに頼んで引率(?)してもらった。
ドキドキしながら大人の世界を垣間見るって感じで、ヴァイオレット・フィズを頼んだことと、天井から下がってる電球の傘がレコードに熱を加えて曲げた物で出来ていたのを印象深く覚えている。
「またたび」では、LITTLE FEATとかオールマンとかニール・ヤングなどがよく掛かってた。
ロックバーといっても色んなタイプの店があるけど、ここはアメリカもの中心で、店も最初の頃は2階だったし、狭くて古い建物だったけど明るくて穴倉っぽさはなくカラッとした雰囲気だった。
昨日初めて知ったのだけど、深夜の「またたび」では興が乗るとじいがテーブルの上に乗り、箒をギターに見立てて歌を歌うことがあって、曲はいつもサザンマンだったそう。
それで昨日はサザンマンの歌詞カードが配られ、最後にカラオケに合わせて皆でサザンマンを歌うというシメがあったのだが・・・意外と皆この曲知らないのね。
60人くらい集まったけど、歌ってる人あまり居なかった。
その話をオットにしたら、なんでこんな有名な曲を知らないんだ…って話してて、私もそう思ったんだけど、でもまあそれは我が家だけの常識かな。
ロックバーなんだけどそこは浦和、サッカー好きが集まっていてサッカーチームもあったので、ロックにさほど興味のない層も多かったようで。
しかし、カラオケのサザンマン…なかなか面妖ですよ…、あの長く激しいギターソロも打ち込みで再現?されてるわけで・・・。
偲ぶ会は80名に通知を出して60名集まるという盛況ぶりで、多くの人に愛された店でありマスターでありました。
あまりにも早すぎる死で、とても残念です。


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