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「西日本マンダム」「うたち」

2009-07-28 01:24:00 | music
ライブ観戦2連ちゃんの報告です。
先週金曜は高円寺「楽や」に、西日本マンダムを観に行きました。
まさに実力派揃いで、CDでの印象を裏切らないカッコイイ演奏!、それにこのボーカルのカメ君の声がすごく黒っぽく色気があって非常に私好みなのだわ。
このバンドは演奏力のすごさだけでなく、曲と詞ともに大人好みのポップさと深さがあって、とにかく2ステージまったくあきさせません。
またさらに大きなハコで観たいと、思いました。
それにしても啓介さんのピアノ、さすがです。
私は時々なんちゃってキーボード奏者だったりしますが、彼のファンキーで迫力あるピアノプレイにはどうやっても近づけません。
ピアノ教室をスタートするそうですが、あと20歳若かったら習いに行きたかったです~。。。
が、私はベースの道で精進して行かねばですな。

そして、翌日は町田のWEST VOXに「うたち」を観に。
今回、案内にはU-TA-CHI(ULTRA TASTY CHIKEN)とありましたが、私にとってはやはり「うたち」が馴染んでます。

彼らを初めて観たのは、URCの73年の田島ヶ原フェニックスコンサート、中学3年生の時だったと思う。
初期は3ピースのバンドで、ベーシストがリードボーカルを取る姿に初期の安全バンドと重なるイメージがあって、ベースのケニヤの立ち姿がカッコ良く当時憧れていました。
本拠地は神奈川県の大学近辺だったかと思うけど、URCの野外コンサートの常連で70年代に何度か目にしていて、79年から80年代にかけてはベースのケニヤとドラムのゲイリーは「東京ローズ」として都内ライブハウスでもあちこちで活躍、そのころも何度か観ていました。
たまに再結成はあったらしいのですが、私は今回30数年ぶりに「うたち」の3ピースのステージを観て、ケニヤの変わらぬカッコ良さにとにかく感動しました。
ライブが始まってみると、あの頃何度かコンサートで観ていた曲の大半を覚えていて、あーこの曲知ってるーと心は田島ヶ原フェニックスコンサートの記憶、70年代へと行ったり来たり。
一緒に行ったshe-herは私以上に、銀座3ポイントのライブでも何度か観ていて、お互い「この曲知ってる、覚えてるよねー」とキャーキャー盛り上がってしまった。
レコード化されず手元に音源がなくても、あの時代に生のコンサートでからだに深く刻み込まれたものって、忘れないんだな。
70年代にロックを、ベースを始めたころの気持ちがよみがえるような、自分の原点を確認するライブでした。
ドラムのゲイリーは、昔の長髪カーリー&ヒゲもじゃから比べるともちろんずいぶんと小ざっぱりした雰囲気になっていたけど、重いビートは変わらぬ安定感で、ギターのハルトさんは病気療養から復活してのライブだったそうですが、そのアグレッシブな演奏とライブ出来る喜びが伝わってくる姿にも最後まで目がくぎづけでした。
また、ライブやって欲しいです。
先輩たちが元気でやっていてくれることは、本当に嬉しい!


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