6月10日、新中野BENTENにて鼓絆塾の10周年記念公演、「兆し―奮い立つ和太鼓」が行なわれました。
このイヴェントが決まってからクラスごとに新曲を準備しようということになりましたが、私たち女子部は結成した2011年に出させて頂いた品川教会のコンサートで演奏した西野恵師匠作曲の「斉神」を今回向けに編曲して頂き、「五穀のみのり」をメドレーにしました。
桶胴に若手のOnoさん、宮太鼓の打ち頭にベテランの三嶋さん、男子お二人に助っ人をお願いし芯をがっちり固めて頂いて、なんとか本番に臨むことが出来ました。
これまで私は二丁囃子を打つことが多かったのですが、今回からイリアとパートをチェンジして私が宮太鼓、バチの太さ重さが違うので最初の頃は豆が出来そうになったけど徐々に慣れて行きました。
他のクラスの塾生と合同で、お客様にもステージに上がって頂いての「勇駒」では二丁囃子を担当。
女子部のお稽古はこれまでずっと、それぞれライブイヴェントの間を縫って予定を調整する形だったので練習量が圧倒的に足りなかったのですが、今回の発表会が近づくにつれ毎週集まり追い込み練習をしました。
やはり目標を持って集中力を高めていくことは大切ですね。
先輩の演奏も間近で観させて頂いて、双盤チャッパの奥深さなど感じることがらも多く勉強になりました。
ゲストの鼓絆は、ヒロさんのアコギとボーカルで「ままによ」を演奏。メンバーはギターにイリア、キーボード坂下秀実さん、シェイカー恒田義見さん、桶胴は西野恵さん。
1994年、中国の西安でヒロさんのバンドHIROISMの公演があった当時の作品が、鼓絆のナンバーとして和太鼓のコラボで蘇って、その歌声に桶胴の響きが寄り添う演奏を久しぶりに聴くことが出来てとても感動しました。
BENTENはキャサリンこと塩崎が参加するLoose&Beatのライブで何度も行っていたのだけど、搬入時にステージが太鼓で埋め尽くされた時には、太鼓に隠れて演者が見えないのでは~と心配になりましたが、中心になってセッティングや転換に奔走してくれた塾生の皆さんの見事な采配で、美しいステージが実現出来ました。正に皆の力の結集です。
ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!