6/21は3週間ぶりのケモ室でした。
今回も診察後はすぐにケモ室の中の個室に案内された。
リクライニングチェアとカーテンで仕切られたベッドと壁で仕切られた個室の3種類があるのですが、今回は初の個室で一番広かったけど出入口はカーテンだしアレルギーが出ていないかナースが頻繁に見に来るためカーテンは常に半開きで個室感はあまりなかったっす。
昼ごはんは行きがけに北浦和駅前のポッシュでサンドイッチを買って行きました。
ネットで調べたらポッシュは朝8時からやっていることが分かり、病院内のベーカリーのパンには飽きていたのでポッシュで買えて良かった(^_^)v。
今回も点滴中にはアレルギーが出ることなく、帰宅後しばらくして37.6度の発熱、翌日には下がるというパターンでした。
末梢神経障害もさほど悪化していないので、副作用問題で気になるのはとにかく便秘という状況です。
今回、会計をしたら22560円という金額で、昨年の化学療法時は毎回42000円から5万前後という金額だったので、あれ?すいぶん安くなったけどなぜ?と思って調べてみた。
前回も35000円ほどには下がっていて、これは制吐剤の薬価が下がったためみたいだけど、今回は分子標的薬のハーセプチンがトラスツズマブBSというものに変更になったのが大きいことが判明。
ハーセプチンは商品名で一般名がトラスツズマブなのですが、BSというのはバイオシミラー(BS)、バイオ後続品ということで、バイオ医薬品のジェネリックということらしい。
先行バイオ医薬品の特許期間が失効し再審査期間が満了した後に発売、先行バイオ医薬品と同等の効き目や安全性が期待でき、かつ安価に利用できる点がメリットということですが、2019年にはトラスツズマブBSが発売されているので、もっとはやく使ってよ~、いくら余分に払わされたんだよーーー、ざっと計算して16万くらいは多く払った勘定になるとムカつきました。
まあしかし、これもこの春から腫瘍内科医が来たことによって変わったことの一つなのかなと納得しつつ、今回から後続品に変えるという説明は一切なかったことになんだかな~とも思った。
気が付いたのは看護師がいつもどおりに患者と薬の確認をする場面、トラスツズマブというややこしい名前が言えなくてしどろもどろになっていて、私はネットで一般名がその名称なのは知ってはいたのでそれを言いたいのねと思い、ハーセプチンだったやつですよね?って返事したらホッとした顔をしてそうです~という答えが返って来たのです。
我が家は今のところ癌治療の医療費を払える状態にはありますが、そうは言ってもかなりの高額であることに不安は感じて来ました。
今は一応のゴールが見えて来たから、昨年の不安感と比べればかなり気持ちが楽にはなったけど。
一般的に医療費の負担の重さに苦しむケースは多々あるわけです。
しかし、金額の話が絡む情報について、事前の説明はされないものなのだと改めて思ったのでした。
さて、前回の点滴から今回までの3週間はブログ更新してなかったのだけど、副作用の便秘と微熱や倦怠感で体調不安定だったので仕事は全く組めない3週間だったのでした。
その中で、友人の上京で2泊のプチ旅をした数日はなんとか無事に楽しい時間を過ごせたので、その報告はまた後日に書きたいと思います。