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化学療法12回目

2022-07-16 20:17:00 | がん治療



12日は12回目の化学療法でした。
この日は腫瘍内科の診察の前に外科の主治医との面談もありました=外科の方は元は先週の予約になってたのだけど、先々週に連絡があって同日にまとめてくれた。
主治医との面談は化学療法後の検査の件で、術後8回が終わった後の2か月後にCTを撮るということで12月上旬に予約完了。
なるほど、化学療法終了後2ヶ月の間を置いてから転移がないか検査する流れなのですね。
そしてそれがセーフだったら少しずつ間を開けつつ検査して、5年間転移が見られなければ寛解となるのか。
投薬について、プロトンポンプ阻害薬のタケキャブをいつまで続けるべきなのか質問しましたが1年くらいは必要との答えで、これまで20mgだったのは最近半分にしてみたり減らすことを試している話をしたら10mgの方を出しましょうと言ってくれて、それを続けることになりました。
胃酸を強力に抑えてしまう薬なので、腸内フローラのバランスが悪化して便秘の原因にもなるという情報をネットで読んでからは長く続けたくないと思っていたのだけど、胃の噴門部切除手術をした身には必要ということも分かるし、漫然と20mgを飲み続けるよりはこちらの提案で半量にして貰えて良かった。
お酒飲んで良いですか?(内緒ですでにちょこっと飲んでるけど…笑)という質問は、外科医にしそびれたので腫瘍内科の先生に聞いたら少量は化学療法の妨げにはならないが肝機能が悪化すると結果的に治療を休むことになるケースもあるのでほどほどにということで、禁止ではないお墨付きはちゃんと貰えた。
食欲の助けにもなるのでと話したら、お食事の時に少量は良いですよと言われ、言われたというより言わせたに近いという、タケキャブ減量にしてもこっちから誘導する手法の私。
医者任せだけだと必要ない薬を漫然と出されたりということはありますから、ちゃんと調べる必要は度々感じます。
以前だったらこちらが調べた情報を話すと怒る医者も中にはいて、実際そういう目に合ったこともありましたが、このネット時代に患者側も色々と情報を仕入れている人だって多いことは医療従事者も分かっているわけだし、患者が調べた情報を元にした質問について穏やかに対応してくれることについてはありがたいことだと思います。
さて今回の点滴は、医師が針を刺すことにシステムがまた変わったようで、この日の男性医師がなんともダメダメで、そんなに高齢にも見えないけど老眼で良く見えないと言い訳しながら平気で失敗しやがって謝りもしません。
私が左腕にと頼んでいるのに右はダメなの?と聞くから、数日間腕の痺れが残るので右だと家事その他のことが出来なくて困るんですと伝えると、看護師がSOXハーなんですと説明。
SOX療法は飲み薬のS1と点滴のオキサリプラチンを組み合わせた治療の名称でハーはハーセプチン(分子標的薬)、合わせてSOXハーと呼ぶのは初めて聞いたけど、オキサリプラチンが痺れが残るんですという看護師の説明を聞いても、あーそうなのと言って俺には関係ない、覚える気ないしって感じ。看護師もちょっと呆れている様子でした。
もう一回失敗されたらキレてやろうかとイラッとしましたが、無事に2回目で成功してその後は順調に点滴が進んだのでまあホッとはしました。
なんで医師だというだけでそういう人に任せなきゃならないのでしょうねぇ。毎度毎度システムが変わるのには、納得が行かないものはあります。
まあしかし、あと4回だ、堪えるしかないだね。
過去2回は点滴後に発熱したけど今回はほんと微熱でそれも数時間で下がり、翌日以降も短時間の買い物には出られる程度に調子が良いです。
ただ丸一日は体力がもたないので、夕方は少し横になるパターン。
来週後半からは久しぶりに仕事も組んだので、それが順調にこなせることを願うばかり。

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