とにかく何は言わずとも良作の一言です。「二十四の瞳」などの映画監督として知られている木下恵介監督の
生誕100年記念作品ですが、監督が戦時中に病気の母をリヤカーに乗せ、兄と共に峠を越え、母親を山奥へ
疎開させたと言う実話を元に、母と子の愛情、木下監督の映画への思いを描いています。
木下監督を加瀬 亮 兄をユースケ・サンタマリア 調子の良い便利屋を濱田 岳が演じ皆さん本当に素晴らしい
そして、病気の母親役を 田中 裕子さんですが、この役作りが素晴らしすぎて涙が止まりません。
なんでそこまで役になりきれるのでしょう!!木下恵介監督の作品の紹介が多々あり、本編が少しさかれたのかな?
と、言う感じはしますが、96分と言う短さだったのでもう少し長くても本編を観たかったな。
生誕100年の記念作品ですからしょうがないでしょうが今年度一番の(今の時点で)良作だったと思います。
映画って本当に良い物ですね。 何処か未だ公開されていましたら是非観て下さい。 DVDでもね。買いです。