イギリスのロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイが主人公で、市内で身寄りが無く一人きりで亡くなった
人を弔うのが仕事。亡くなった方の写真を見つけ出し、故人の宗派を探し、部屋からの個人の私物から家族構成
亡くなる前まで愛していた物、どんな生き方をしてきたのかを探しだし、故人に合った弔辞を書き葬儀のBGMを選ぶ
そして、可能な限り家族や知人を探しだし葬儀に出席してもらう・・・・しかし出席してくれない事も度々だがそんな時でも
故人に寄り添う。そんな彼の仕事を手間暇かけ過ぎだと言う事でクビだと言い渡されてしまう。
彼も又、身寄りのない孤独な身の上だったので、最後の仕事となった男の身元捜しは心血を注ぎ奇跡を起こす
話の中で彼の上司が「葬儀と言うのは生きている人の為に行う、死んだ人には何もわからない」と言うセリフもあったが
しかし、亡くなった人にひと時思いを馳せるのは自分を納得させるための物では無いでしょうか・・・・
奇跡が起ころうとしている前にかれの身に・・・こんな終わり方が・・・ラストシーンに胸が震えます。 感動の涙さえ出ます。
あなたが死んだら悲しんでくれる人が一人でも居ますか?考えさせられる良い映画でした 映画って本当に良いですね