ジョディ・フォスター が監督を務める作品を初めて拝見しました。
財テク番組の推奨株を買ったばかりに 母親の遺産6万ドルを擦ってしまった カイル ( ジャック・オコンネル ) が、生放送中のスタジオに乱入するところから
話が始まり、拳銃よりも司会者 リー・ゲイツ ( ジョージ・クルーニー ) が無理矢理 着せられたベストが恐い。
ポケットに “プラスティック爆弾” がたっぷり詰められており、しかもその起爆は犯人が手に持ったデッドマン・スイッチに委ねられている。犯人を狙撃できない
と云う設定が緊張感を盛り上げています。スタジオの中から街の中へ。さらには市民ホールへ。舞台の移動もお見事です。
少々、本作の肝と思える部分でよく解らない所があったのですが・・・・・この業界(株取引)の方には解るのでしょうね。抜いた金を投資して以後の経過は
明快に説明されていたが、その前段の解説が呑み込めなかった・・・・一寸残念 ですが全体的には堅苦しいイメージがあった映画でしたが、久しぶり
に心から「面白い!」と思える映画でした。
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツのオスカー演技合戦
が素晴らしいのは言うまでもありませんでした。 監督としてのジョディ・フォスターも素晴らしいですね ★★★★