40数年も前の映画だが今回 『館』 で見る機会が出来たので見てみる事にした。 昔、VHSのレンタル・ビデオで観た記憶はあるのだがと思い
思い出しながらの鑑賞です。この映画は、「人間愛、リーダーシップ、犠牲的精神、協調性、逆境にくじけない精神力」など、人間のありようを謳いあげた名作
ですね。。。 前半、脱出路が探せず絶望しかけたハックマンが、少女が自分を慕い頼っていることを知って気力を奮い起こす場面。 中盤、シェリー・ウイン
タースが溺れかけたハックマンを救助するが、自身は力尽きて亡くなる場面。 終盤、ハックマンが自らを犠牲にして脱出路を確保する場面。
最後にアーネスト・ボーグナインが、「頑固野郎の牧師は正しかった」とハックマンを悼む場面・・・等などは、感動で涙が出る。若き日のジーン・ハックマンらの
迫真の演技が感動を呼びます。
ポセイドン号の転覆場面を始めとする特撮は、現代の水準から見るとチャチだとの批評もあるが、それは当たり前で此れから先50年後に今の映画を観た
方はやはり同じ意見になるものと思います。映画は特撮やCG では無く、脚本、演出、演技といった基本が、より大切であると思う。
観終わったあとの余韻と満足感の大きいことは保証するので是非DVDでも良いので見て欲しい作品ですね
良い映画は、何度観ても良い物、観れば観るほど、新しい発見と感動があるもの。
改めて、映画は映画館で見るのが最高だと感じさせる素晴らしい作品です ★★★★★