エルトン・ジョンの半生を描いた伝記ドラマ 少年レジナルド・ドワイトは、両親が不仲で孤独だったが、音楽の才能に
恵まれていた。エルトン・ジョン(タロン・エジャトン)という新たな名前で音楽活動を始めた彼は、バーニー・トーピン
(ジェイミー・ベル)と運命的な出会いを果たし、二人で作った「Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」などヒット
ナンバーを次々と世に送り出して世界的な名声を得ることになる
特別私はエルトン・ジョンのファンではないのですが、楽曲は知っているものもありエルトン・ジョンを知ることが出来ました
ミュージカル仕立ての演出が素晴らしく、エルトン・ジョンのステージがよく再現できていたのだと思います
あの派手派手なステージ衣装とメガネも面白く楽しかった~ それと何より、ヒット曲からあまり聞き馴染みのない曲まで
ジョン&バーニーの楽曲が、惜しげもなくフィーチャーされていたのでライブにいる感じが味わえますね。
多分、このあたりが製作総指揮のジョンのこだわりなのでしょう。そして 特筆すべきはドラマの厚みだった。現実イコール今
のシーンは断酒会のようなサークルでの独白のみでそれ以外はジョンの回想シーンなんだけど、愛に飢えた少年時代に始まり
アルコール依存、薬物依存、ゲイである事、会社とマネージャーとの確執、偽装結婚と離婚。ここまで自身の事をさらしても
大丈夫?って,これは・・・音楽抜きでも見ごたえのあるヒューマン映画だと思いましよ。
この無謀とも思える自身の事をさらけ出したのはエンドロールで説明していました。もう何十年も禁酒、禁薬物状態である事
基金を設立しHIV撲滅活動と子供の教育援助の活動に精を出している事でオチを付けているんだなとおもいますね。
少し重い所のある作品でしたが、歌と踊りとステージが楽しく満腹感いっぱいの映画だったね。
キングスマン ゴールデンサークルにも出演
されていましたよね~ 多才ですね・・・ あれ?主役の方・・・キングスマンのタロン・エジャトンさんだよね ☆☆☆★