信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

信州から日々の情報・映画・草花・軽登山等‥気まぐれに情報発信していきます

樹海村

2021-02-07 14:27:25 | 映画

   関わった者は死に至り、家系も途絶えてしまうと伝えられる呪いの箱・通称「コトリバコ」が

   富士の樹海の奥深くに封印される。それから13年後、天沢鳴(山口まゆ)と妹・響(山田杏奈)の前に

   あの禍々(まがまが)しい呪いの箱が姿を現す。それ以来、姉妹の周囲で異変が起こり始め、樹海で

   消息を絶つ者が続出。やがて、その箱がもたらす凶悪な呪いが連鎖していく・・・

   犬鳴に続く“村”シリーズですが、出だしが犬鳴村と同じ手持ちカメラで・・というのもワンパターン?

   今回はコトリバコ(?)という呪いの木箱がキーポイントで、それに関わったかなんかで樹海村に

   引き寄せられるという呪い。 恐怖描写は手垢まみれで新鮮味は?「それな・・」位です

   呪いだから何でもありで、ネットにも介入しちゃうし、夢にも出てきたり、場所すらも超越して人を

   浮かしたりしてしまう万能ぶり 樹海村の人々がワラワラするシーンも、汚いメイクした前衛劇団の

   人達がうねってるとしか見えななくて・・・

   主人公姉妹と友人達が幼馴染とか、変な三角関係的な要素とか全然生かされてなくて必要なのか?

      

   唯一、母親の安達祐実の演技にちょっとグッと来ました   

   今年は気を付けるぞと思って居たのですが・・・ポイントでの鑑賞なので良しとします ☆★


新感染半島 ファイナルステージ

2021-02-07 08:51:35 | 映画

    パンデミックが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)

    は、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み制限時間内に大金が積まれた

    トラックを回収して半島を脱出すること。チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調に

    トラックを手に入れるも、突如としてユニット631と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。トラックも

    奪われ、危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン(イ・ジョンヒョン)母娘。そして、彼らは

    ともに半島を脱出するために協力することになり・・・。

    前作から4年後、ゾンビに支配された韓国ソウルを舞台に展開されるアクション・サバイバル

    今作がゾンビ映画として特殊で非常に面白い設定なのは「韓国だけがゾンビに汚染されている」という

    世界観では無いでしょうか?厳密に言うと、韓国国内で起こったゾンデミック(ゾンビパンデミック)

    故に北朝鮮が出入口を塞ぐことにより、ゾンデミックが韓国のみで封じられているという状況です

    これは朝鮮半島という地理を活かした設定であり、アメリカが舞台では成り立たない世界観なので

    こうすることで「通常の世界」と「隔離された滅んだ世界」の対比が生まれ、滅んだ世界はさながら

    現代にあらわれた世界でありそこに挑む者、逃れる者という新たなゾンビドラマを作り出しました

    この作品の魅力はとにかくカーアクション!?未体験カーアクションを連発してくれる韓国映画ですが

    今作もまたもや未体験カーアクションをこれでもか!と観せてくれます ドリフトの軌道でゾンビを

    撥ね倒しまくる…それも未成年の子供! 免許は?何時運転覚えた? ベイビードライバーがゾンビ世界

    にやってきた!と思ったらワイルド・スピードになって、最終的にはマッドマックスになります(笑)

    悪く言えばサンプリング的というか、上記の映画のエッセンスを上手い事つまんでる?パクッテるんです

    が、そのつまみ方の異常な上手さと、だとしてもそれゾンビ映画でやる!?という気迫

    またその鬼ドライバーが年端もゆかない少女という訳の解らなさ、更に国が滅んで数年経つのにそんな

    元気に車動く??ガソリンは?道路広過ぎでは?? ツッコミどころ満載ですしラストも、よくある

    ゾンビ映画のお涙頂戴描写・・・全体的に無駄がない濃密なパニックムービーですかね?

     ゾンビを轢き殺していく

      カーアクションムービー。最後までマッドマックス?   ☆☆★