1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がった
ビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた
2人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会い
無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られる
ことになる。
行き付けの映画館で、2週間限定公開が始まったので、遅ればせながらの鑑賞です
面白いとは聞いていましたが正直ここまでとは!
ダンスとアクションが話題だが、何よりストーリーがしっかりしていて面白すぎた!
「どうなる?どうなる?」が終盤まで続く3時間・・・これは3時間かかる。
実在する人物を題材にしたフィクションだが、インドにとって独立運動に関わる物語が
いかに大事なものかよくわかる映画だった。ある意味、伝説や神話と言って良いかも?
しかし今までも何作かインド映画を観て来たが・・インド映画にCGを与えたらダメ!
もう最強でしかない (笑)めちゃくちゃなアクションにCGのリアルな獣。
内容はとにかく感情の起伏が激しい、カロリーが高い、主人公2人が出会う
絡み合う人間関係、立場による葛藤、割り切れない感情 これ、どう着地するの?!と
思ったらまだ絡まる!そして最後はすっきり着地。もう最高でした。
それにしてもこれイギリス人が観たらどうなんだろうか?インド独立に関する映画と
いえば「ガンジー」だが、どちらもインド人が白人にブッ叩かれる描写が残酷
人として扱われていなかった歴史があったから共通する描き方になったのだろう
歴史映画としての一面もあると感じた。
星が足りない部分は、なんか急に裏切ったり仲良くなったり切り替えが早いからえっ?
ってなる所位ですか?
RRRの意味は「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)」と後から知って納得
☆☆☆☆