豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野は
スオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と
その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを
愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く
語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で…
三谷作品だったので期待したのですが・・・本作も予告編を見てそれなりの覚悟はしていました
ある意味その覚悟通りだったし、意外とマシ?だった所もあったりはしました
金持ちの詩人、寒川の嫁、スオミが突然いなくなった事を聞いて、やってきた刑事の西島秀俊演じる
草野と瀬戸康史演じる小磯は、誘拐事件として捜査を始めようとするが、5番目の旦那の寒川は絶対
に事件じゃないと言い張る。怪しっ!4番目の旦那の寒川は刑事なので、事実を見つけたい
そりゃそうだ あれ?掃除をしていた遠藤憲一演じる魚山は、元中学教師で教え子のスオミと結婚!?
何十年も昔のシーンだろうけど、現代とそれほど変わらないオッサンだったのが、はて?それから
訪れる過去の旦那達。自分たちの記憶の中のスオミのシーンだらけ。それぞれのスオミは別人の様な
性格だったが、なぜなのかは後半に伏線回収。今でもみんなの事好きなんだって
皆んなとチョコチョコ会ってるってか?でも何で別れてるのよ?個人的に無関係の小磯が、刑事として
とても良かった 登場人物全員が怪しくて、ずっとモヤモヤ。サスペンスコメディなんだけど、自分的
には笑えるシーンは無かった・・・なんだか分からなかったのが最後のミュージカルシーン、何の為に
あったんだろう?それにしても長澤まさみさん迫力ありますね まさか中国語喋るなんてね~
もっと笑えたなら良かったのに、ちょっと残念でした
長澤まさみさん、ダー子の時も感じだけれどやはり演技力凄い! ☆☆