人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し
生きる希望を求めて探索を開始する。しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して
異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。その血液はすべての物質を溶かすほど
強力な酸性であるため、攻撃することはできない。逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来る
エイリアンに翻弄され極限状態に追い詰められていく6人だったが……
プロメテウス、コヴェナント含めてこのシリーズには律儀に?付き合ってきたので、特に初期作
へのオマージュは嬉しく感じます 今作は第1作目と2作目の間に入る全く独立した作品なので
1と2を知らなくても大丈夫!只1を知ってると、細かい所で余計に楽しめる構成になっていて
そこはサービス精神旺盛で嬉しい まずは冒頭、約30分くらいで登場人物達が紹介され、世界観
と状況がスピーディーにうまく紹介される。そのは後、あのエイリアンの世界へと没入
徐々に、な~んかこれはおかしいぞって空気になって行きながらも…より深い密室空間へと進んで
いく!ここで1を観てる人なら、エイリアンの生態をまるで知らない無知な登場人物たちに「そこで
そんな事したら大変な事になるぞ!?」とか「それをやっちゃったら、逆にみんなを危険に巻き込む
ぞ!?」などと、止めたくなってヤキモキしてしまうだろう演出は中々良いです
登場人物達が、エイリアンの生態について学んでいくにつれ、今度は絶望に次ぐ絶望が待ち受ける
後半へと突入する・・・ エイリアンの生態について知識を得た主人公達は、エイリアンの狩りから
逃れる為に「そんな手があったのか!」というイチかバチかの賭けに出る
これは今までのシリーズにはなかった全く新しいアイデアでした 実に面白い・・・
エイリアンに包囲された中からの最高の脱出劇 ラストでの某作品を彷彿させるアレも、そして
懐かしいあの人も……とにかく最後の最後まで楽しませてくれました
終わり方は定番的でしたが、終始楽しめました ☆☆☆★