2人の男が全ての家財道具を倉庫に預け、1日1つずつ必要なモノを取り戻していくという風変わりな
勝負の行方をコミカルに描いたドイツ映画。「ヴィンセントは海へ行きたい」などの俳優F・D
フィッツが監督・脚本・主演を務め、全ての持ち物をリセットした青年の実験生活を記録した
フィンランドのドキュメンタリー映画「365日のシンプルライフ」を下敷きに、劇映画として大胆に
アレンジした。スマホ依存症のパウルと、コンプレックスの塊であるトニー。幼なじみでビジネス
パートナーでもある2人は、多くのモノに囲まれながら充実した生活を送っていた。
そんな、ある日2人は些細な言い争いをきかけに、ある勝負をすることに。それは、1万個にも及ぶ
全ての家財道具を倉庫に預け、所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻して100日間生活
するという前代未聞の勝負だった。
此の作品のテーマは物に別れを告げる事・・目指すはシンプルライフだ。人間は生れてくる時は
裸で何も持っていない。本来無一物とは仏教の言葉だが、当たり前の事ですね・・・当たり前を忘れる
ほど物に囲まれているということか。現代の人は大人も子供もスマホが近くにないと困っている。
スマホも保険証もクレジットカードも手元になければ、社会生活に大きな支障を来たす事は間違いない。
それがとても怖い 聞くところによれば、外国のあるIT系の会社の社員は手のどこかにマイクロチップを
(嘘か本当かは定かでないが)埋め込んでいるらしい。現在はスマホに多くの情報を入れている人が多い
と思う。スマホで買い物をしたら、クレジットカードの情報や住所や生年月日などが漏れ、嗜好品の傾向
を分析される。実際にインターネットを見ていると、興味のある物の広告が出る。今は万人受けする商品
よりもピンポイントでその人向けの商品を売りつける時代なのかもしれない。
主人公二人はすべての持ち物を一旦倉庫に入れて、1日に一つだけ取り出せるのだが、素っ裸だから最初に
取り出すのは裸を隠す物であることは間違いない。その次は?とはいっても、物のひとつひとつに直接向き
合って必要かそうでないかを考える訳では無かったので、ややドラマ性に乏しいのが残念だったかな?
2021年最初の映画鑑賞はドイツ映画からでした
この作品とは逆に断捨離中の私には最後に、少し響く物がありました ☆☆☆★
私も今、したいと思っています。
以前、あの近藤麻理恵さんの本を読んで断捨離に挑戦しました。
でも、中途半端であまり結果は出ませんでした。
いつか役に立つ、まだ使える、と思うと捨てられませんね。
もう一度挑戦します!
昨年の春過ぎから、某フリマサイトで色んな物を販売し始めてみました
やってみると趣味で集めた物・使わない食器・有り余ってる物が如何に多いか・・・
カメラも機材も一新するためフリマサイトで販売
新たな機材に変えられました(驚き)ま~確かに必要最小現
しか揃えられて居ませんがね・・・徐々に