母親を亡くしたハイジは、気忙しい叔母により、アルプスの山で暮らすおんじの家に預けられる。おんじは突然の勝手な
押しつけに戸惑うが、物怖じせず常に元気いっぱいのハイジに心動かされ、次第に同居を楽しむようになる。
ハイジもヤギ飼いのペーターと仲良くなり、山の暮らしにもすっかれ慣れて平和な毎日に満足していた。
ところが、またしても、身勝手な叔母が現れ、フランクフルトの財閥の令嬢クララの話し相手になりなさいとハイジを連れ出す
「ハイジ」というと日本では、1974年からの高畑勲さん・宮崎駿さんの制作のTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」があり
知らない人がないくらい有名で愛されている存在。原作は1880年スイスのヨハンナ・シュピリ女史による児童文学で世界的にも人気
1920年の無声映画から始まり、世界で多く映画化されている作品でもありますね。。その中でも日本のアニメ版は良く知られている
私達の世代は知らない人は居ないでしょう。 そんな有名な物語を名作アニメの既にあるような作品でも、よりその世界を実感させて
くれるような優れた実写作品が作られ、見る事ができるのは大きな楽しみでした。今作の印象や、良かったと思った事は、とにかく
風景が美しい(アニメ版も美しいが)。スイスの山岳、自然、動物、岩山、湖、小屋、 実際の風景に出合えた、この世界に来る事
ができたと感じた。個人的にですがハイジが超絶可愛い(美少女タイプではないが、仕草・表情ほんとにハイジ)
クララが超絶美少女(絵から抜け出てきたような金髪美少女)おじいさんはほんとにおんじそのままの人物。
ペーターはアニメの様な美少年ではないが、田舎の素朴な少年。(犬のヨーゼフが出てこないのは何故?)
ただ、長い話を2時間に収めるために、少し駆け足気味だ。クララなんか山に来たらすぐ立っちゃった。早すぎじゃない?と思ったが
実は原作でもそうなっているらしいです。
原作者・そして舞台の国、スイスで作られた、決定版とも言えるハイジ映画、多くの人に知ってもらい、見てもらいたいと思いました。
何故に多くの館で公開されないのか?勿体ない ☆☆☆☆☆
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