今日10月6日は「国際ボランティア貯金の日」
今日は、「国際協力の日」でもあり、この日は、外務省と国際協力事業団(現國際協力機構、JICA)が1987(昭和62)年に制定。1954(昭和29)年、日本が、初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した日である。
「国際ボランティア貯金の日」は、この「国際協力の日」に合わせて郵政省(現在の日本郵政公社)が制定したもので、国際ボランティア貯金を通じて国際貢献の重要性を認識し、この貯金の趣旨も理解してもらおうと定めた日である。
国際ボランティア貯金は、1991年(平成3)年1月に創設され、これまでに世界の多くの国や地域にNGOを通じて寄付されている。このボランティア貯金の運営は、私たちの通帳(通常貯金や通常貯蓄貯金)に振り込まれる、税引き後の受取利子の全部または一部(20%~100%の間で選べる)を、開発途上地域の人々の福祉向上のために寄付されるという形である。この寄附の割合は窓口やメールーダーで変更もできる。後は、知らない間に、寄付されてボランティアになっている。郵政省HPによると、1999年度(平成11年度)は、NGO202団体が世界50か国で実施する237事業に約11億8千万円を配分しているそうだ。「塵も積もれば山となる」とは、このことだね~。これなら、誰でもボランティアになれるね~。
神戸淡路阪神大震災の時には、多くのボランティアの方が神戸に応援に駆けつけてくれた。本当に感謝している。
しかし、このとき、考えさせられたことが1つある。医療や土木などの技術のある人は良いけれども、なんの技術もない人が、折角、善意で駆けつけてくれても、被災地に活動の場がないのである。そして、被災地では、応援に来てくれた人に寝る場所も食べるものも提供できないのである。この時、私も自分の家は、何とか軽度の被害で済んだので、何か人のお役にたちたいと思ったが、結局何も出来なかった。出来たのは、半壊をした親戚の人達などの家財や衣料品などを搬出し我が家で保管してあげること、何も持たずに逃げ出した知人に故郷へ帰るために必要な衣類や靴、旅費などを差し上げることぐらいであった。ボランティアってむずかしいものだな~とつくづく考えさせられた。しかし、こんなボランティア貯金の形なら、誰でもしようと思ったらいつでも直ぐに出来る。ただ、今のような低金利では・・・・、もう少し金利もよくなってくれないとね~・・・。それに、先にあった9月11日の衆議院の総選挙は、「郵政民営化の是非を問う選挙」となり、小泉自民党が圧勝した。これで、間違いなく、郵政事業は、民営化されるだろう。私的には、時代の流れとして、郵政事業の民営化に反対はしないし、当然だと思っている。8月2日、参院郵政民営化特別委員会において、谷合参議院議員が、民営化後の国際ボランティア貯金制度の存続を求める質問を行ったところ、生田日本郵政公社総裁は「こういう非常に質の高い貢献というものは必ず引き継いでくれるもの」と、存続に努力するとの回答を示したそうだ。 例え、民営化されても、このような良いものは必ず継続して欲しいものである。
私たちがした、寄附金の活用状況は、パンフレット、広報誌、インターネット(以下のボランティアポスト)などを通じて幅広く一応公表されているが、ただ、以下参考の「公開質問状」にあるように、”最近のボランテイア貯金の運営状況について21世紀協会として情報開示が求められている”ように、寄付金の使途等の公開に不明確な点があるとすれば、問題があるのではないか?。何でも公開は出来ない部分もあるかもしれないが、多くの国民の善意による寄付金である。使途は出来るだけ明らかにすべきであろうとは考える。
又、このような郵便局「国際ボランティア貯金」の他、
◎クレジットカードの利用額から寄付する
指定した社会貢献カードの利用額の一定割合が、カード会社から自動的に指定の団体に寄付される。(カード会員の負担はありません。)
◎その他
(1)団体が販売するテレホンカードやポストカード、グリーティ ング・カード(はがき)、カレンダーを買うと、その購入金額の一部 が寄付金になる。
(2)チャリティ・ウォーク(スポンサード・ウォーク)に参加して、自分の歩いた距離に対してスポンサーから寄付金を集める。
など、ちょっとしたことで、募金活動に参加する方法があるよ。
また、資本主義の進行によって、国家間格差や国内における貧富の差も拡大している。それを、埋めるためにも、アメリカなどのように、富めるものが、貧しい人たちなどの為に行う、寄付に対する税制の優遇措置も検討してみる時期に来ているのではないかと考えるが・・・。
今日は、一寸、皆で、ボランティアのことを考えてみるのも良いのでは・・・。
(画像は、ボランティア貯金箱)
参考:
独立行政法人國際協力機構
http://www.jica.go.jp/
(財)国際ボランティア貯金普及協会
http://www.posiva-pa.or.jp/
ボランティアポスト
http://www.yu-cho.japanpost.jp/volunteer-post/vol_post/index.htm
ボランティア便利帳/色んな募金の方法あるよ・・・。
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/benri/msg/bbs002060.html
NPOWEB ニュース詳細
http://www.npoweb.jp/news/news_info.php?article_id=2230
ボランティアJAPAN/ボランティアって何?
http://www.alc.co.jp/clubalc/vj/index.html
公開質問状
http://www.21ca.ac/21c/Question.html
今日は、「国際協力の日」でもあり、この日は、外務省と国際協力事業団(現國際協力機構、JICA)が1987(昭和62)年に制定。1954(昭和29)年、日本が、初めて援助国としての国際協力として、途上国への技術協力のための国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した日である。
「国際ボランティア貯金の日」は、この「国際協力の日」に合わせて郵政省(現在の日本郵政公社)が制定したもので、国際ボランティア貯金を通じて国際貢献の重要性を認識し、この貯金の趣旨も理解してもらおうと定めた日である。
国際ボランティア貯金は、1991年(平成3)年1月に創設され、これまでに世界の多くの国や地域にNGOを通じて寄付されている。このボランティア貯金の運営は、私たちの通帳(通常貯金や通常貯蓄貯金)に振り込まれる、税引き後の受取利子の全部または一部(20%~100%の間で選べる)を、開発途上地域の人々の福祉向上のために寄付されるという形である。この寄附の割合は窓口やメールーダーで変更もできる。後は、知らない間に、寄付されてボランティアになっている。郵政省HPによると、1999年度(平成11年度)は、NGO202団体が世界50か国で実施する237事業に約11億8千万円を配分しているそうだ。「塵も積もれば山となる」とは、このことだね~。これなら、誰でもボランティアになれるね~。
神戸淡路阪神大震災の時には、多くのボランティアの方が神戸に応援に駆けつけてくれた。本当に感謝している。
しかし、このとき、考えさせられたことが1つある。医療や土木などの技術のある人は良いけれども、なんの技術もない人が、折角、善意で駆けつけてくれても、被災地に活動の場がないのである。そして、被災地では、応援に来てくれた人に寝る場所も食べるものも提供できないのである。この時、私も自分の家は、何とか軽度の被害で済んだので、何か人のお役にたちたいと思ったが、結局何も出来なかった。出来たのは、半壊をした親戚の人達などの家財や衣料品などを搬出し我が家で保管してあげること、何も持たずに逃げ出した知人に故郷へ帰るために必要な衣類や靴、旅費などを差し上げることぐらいであった。ボランティアってむずかしいものだな~とつくづく考えさせられた。しかし、こんなボランティア貯金の形なら、誰でもしようと思ったらいつでも直ぐに出来る。ただ、今のような低金利では・・・・、もう少し金利もよくなってくれないとね~・・・。それに、先にあった9月11日の衆議院の総選挙は、「郵政民営化の是非を問う選挙」となり、小泉自民党が圧勝した。これで、間違いなく、郵政事業は、民営化されるだろう。私的には、時代の流れとして、郵政事業の民営化に反対はしないし、当然だと思っている。8月2日、参院郵政民営化特別委員会において、谷合参議院議員が、民営化後の国際ボランティア貯金制度の存続を求める質問を行ったところ、生田日本郵政公社総裁は「こういう非常に質の高い貢献というものは必ず引き継いでくれるもの」と、存続に努力するとの回答を示したそうだ。 例え、民営化されても、このような良いものは必ず継続して欲しいものである。
私たちがした、寄附金の活用状況は、パンフレット、広報誌、インターネット(以下のボランティアポスト)などを通じて幅広く一応公表されているが、ただ、以下参考の「公開質問状」にあるように、”最近のボランテイア貯金の運営状況について21世紀協会として情報開示が求められている”ように、寄付金の使途等の公開に不明確な点があるとすれば、問題があるのではないか?。何でも公開は出来ない部分もあるかもしれないが、多くの国民の善意による寄付金である。使途は出来るだけ明らかにすべきであろうとは考える。
又、このような郵便局「国際ボランティア貯金」の他、
◎クレジットカードの利用額から寄付する
指定した社会貢献カードの利用額の一定割合が、カード会社から自動的に指定の団体に寄付される。(カード会員の負担はありません。)
◎その他
(1)団体が販売するテレホンカードやポストカード、グリーティ ング・カード(はがき)、カレンダーを買うと、その購入金額の一部 が寄付金になる。
(2)チャリティ・ウォーク(スポンサード・ウォーク)に参加して、自分の歩いた距離に対してスポンサーから寄付金を集める。
など、ちょっとしたことで、募金活動に参加する方法があるよ。
また、資本主義の進行によって、国家間格差や国内における貧富の差も拡大している。それを、埋めるためにも、アメリカなどのように、富めるものが、貧しい人たちなどの為に行う、寄付に対する税制の優遇措置も検討してみる時期に来ているのではないかと考えるが・・・。
今日は、一寸、皆で、ボランティアのことを考えてみるのも良いのでは・・・。
(画像は、ボランティア貯金箱)
参考:
独立行政法人國際協力機構
http://www.jica.go.jp/
(財)国際ボランティア貯金普及協会
http://www.posiva-pa.or.jp/
ボランティアポスト
http://www.yu-cho.japanpost.jp/volunteer-post/vol_post/index.htm
ボランティア便利帳/色んな募金の方法あるよ・・・。
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/benri/msg/bbs002060.html
NPOWEB ニュース詳細
http://www.npoweb.jp/news/news_info.php?article_id=2230
ボランティアJAPAN/ボランティアって何?
http://www.alc.co.jp/clubalc/vj/index.html
公開質問状
http://www.21ca.ac/21c/Question.html