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一日一書 465 運命にしたがふ如く・斎藤茂吉

2014-12-18 17:11:49 | 一日一書

 

運命にしたがふ如くつぎつぎに山の小鳥は峡(かひ)をいでくる

 

斎藤茂吉「白き山」

 
 
これも昭和22年の作。
 
茂吉はこのとき65歳。
 
「白き山」には、強く「老い」の意識が表れています。
 
ぼくも65歳ですが、茂吉ほどつよく「老い」を意識しているわけではありません。
 
 
 
それにしても「つぎつぎに峡から出てくる小鳥」とは
 
何を象徴しているのでしょうか。
 
 
 

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