春の日和が、もうすぐ卒業式

　外は兎に角寒いが、一歩家に入ると温室そのもので春の暖かさである。公園で番のヒヨドリが近くの山茶花の枝に止まって、じっとこちらを眺めている。色合いや体型そして羽毛に彩りなどを、長く観察できた。
　メイ、モモ、マロン、ミッキーちゃん達が日向に三々五々集って遊んでいた。メイは散歩の他、ボール投げは決まった数だけで終えた。霜柱があちこちに立ち、風が強く寒さが厳しいため、早々と引き上げて帰宅した。
　学校に着くと、玄関に生け花が飾られあって、綺麗だったので携電のカメラに収めた。玄関で撮った写真がこれである。ミモザ、モモ、ユキヤナギである。同じ小振りのものが、私の学院長室の側机にも飾られてある。いよいよと言うか、正に春が、そこ迄訪れて来ている感じである。身も心も浮き浮き、明るく前向きに自然になってくる。嬉しくもあり喜びでもある。これから学事が日を追って迫ってくる。その中での集大成としての最大行事は、来週の卒業式である。全学を挙げて心地よい爽やかな卒業式を迎えたいものである。