春まだ浅き世田谷、突如,東北地方太平洋沖大地震発生

　今朝の気候は正に早春である。公園の空気は風当たりが穏やかで、暖かさをふんわりと感じる。異口同音にワンちゃんの飼い主達は、「春めいてきましたね！」と挨拶を交わしていた。卒業式を昨日終えてゆっくりした気分で目覚めたが、暫し寛いでいた。ところが何と、メイが枕元に来て夜具布団の襟を噛み、すり寄ってきて「起きなさいと」言わんばかりにせがむこと頻り。飛び起きてしまった。
　さて、公園ではボール投げを１０数回実施、大変元気で、周囲のワンちゃん達をけむに播く程はしろ回り、序での回り道の散歩は、省略して帰宅した。
　急ぎスーツを着て登学の支度をして、又メイに玄関迄送ってもらい、バス停に向かった今朝の出来事である。
　校務中の午後３時３８分過ぎ、突如大地震に見舞われた。揺れが強く長く続き、余震も多く、めまいを起こす程持続した。学生を駐車場広場に急ぎ避難させ、その後の対応をT課長K学科長を中心に協議し対応した。JRはじめ私鉄全線が不通となってしまったので、徒歩で帰宅出来る生徒を残して、７時過ぎ帰宅させたが、帰宅不能な学生はその侭学校に泊まることとし、学科長と課長が総指揮を取った。私は午後８時前帰宅して其の後待機していた。その間刻々と地震の被害は甚大深刻となり、東北地方年の太平洋沿岸都市は、押し並べて、大津波の為１,３００人以上の人が、死亡ないし行方不明となっている。日本での明治以来の最大の地震となったとの、気象庁の報告とテレビの報道で知って、これは大変な事態と驚いている。