日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

明後日は穀雨そんな季節

2011年04月18日 | Weblog
 このところ東京地方は雨無しのからからである。公園には桜の花びらが絨毯のように白く落ちていたが、昨朝の春風で散らばって乾いた土埃とまみれ汚く散逸している。それに引き換え、明るい空に八重桜がぼんぼりのようにふんわりと、花を開いて眼を楽しませてくれている。登学の道すがら綺麗な花に見とれてしまった。穀雨の季節だが、火曜日の明日には雨が期待できそうである。緑道沿いに山吹の花がこぼれるように咲いていた。単純な一重の花が、季節感に満ち溢れて何とも言えぬ綺麗さであった。
 こんな良い季節、往時を考えると丁度74年前日支事変から大東亜戦争が始まって2年目の、今日4月18日には、初めて突然に本土が空襲されたことに驚いた。この日、中学3年生だった午前10時過ぎ授業中に、米軍の偵察機が比較的低空で東京方面に頭上を翳めて飛び去ったことを覚えている。何処から飛来したのであろうか? それからと言うもの、戦況が一段と厳しくなって行った訳である。後のちの報道で、東京と名古屋が襲来を受けたことを知った。ついぞ70年の歳月は長いが、つい昨日のことのように憶い出されてならない。
 大震災から一ヶ月,原発爆発による放射能物質飛散の影響出原発周囲半径30キロの範囲の市町村の市民の皆さんの悲惨ご苦労は並大抵ではない。地震津波発生の翌日、市民が書いた壁新聞がアメリカの歴史記念館で永久保存されることが決まった。この写真はは死に新聞である。