日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

亡父の54年目の命日

2014年04月25日 | Weblog

 今日は亡父の54年目の命日である、自動車が無いせいか。このところとんと墓参は愚か田舎への帰省は年に一回ぐらいしか無い。この年になると、矢鱈に子供時代の小学校の唱歌が思い出されて、つい口ずさみたくなってしまう。故郷、朧月夜、鯉のぼり、牧場の朝、朝、若葉、旅愁、焚き火、等の懐かしい歌詞の数々である。歌の文句とリズムが独りでに出てきて、鼻歌まじりの唱歌が身の周りを取り巻いて、季節夫々に語り継がれて来た。それらの情景や風物詩が、走馬灯の絵の様に展開されて来る。何とも思い出深い懐かしさが一杯となる。このところメイの騒痒症も、やっと一段落を迎えて、今朝は後ろ脚で体を掻きむしったりなど、してはいない。今も大人しくベットに踞って、静かに寝ている。天候は晴れで、先程お香を焚いて亡父を偲び、哀悼の意を表した次第である。半世紀以前の父の事どもが、甦って来てならない。