日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

愛鳥週間始まる!

2015年05月11日 | Weblog

 先週一週間は、鶯、ホオジロ、ミソサザイ、四十雀、小綬鶏、ホトトギス、百舌、鵯(磯鵯)、ツグミ、エナガ等々が、何故か我が家の庭を訪れたか、飛翔したのである。それらはまちまちに、飛来したり去ったりして、ある一定の時間帯に啼き声を披露しながら出入りしていた。先日の5月5日、早朝には、丁度午前4時35分頃に、鶯の綺麗な啼き声で目覚めたのである。鳴声は聞かされても、小鳥の姿が見届けられないのが残念である。が、どこかで絶え間なく聞こえて来る方が、自然の楽しみ方なのであろう。しかし此れ等の小鳥達の誰かが、一日中どこかで啼いていて、かすかに或は突然大きな声で、聞こえて来る事が楽しみで、思わず耳目を傾けてしまうことも多い。目立つホオジロは、高木の天辺最上部に止まり、高い声で孤高を楽しんでいるかの如く囀る、四十雀は夫婦で枝から枝へと、仲良く啼きながら飛び跳ねている。エナガも同様である。その他には、尾長の、あのだみ声も聞かれる。山の小鳥達の合唱は、直ぐさま姿こそ見えねども、その声の美しさでは抜群であろう。そして時折の飛翔の姿こそ、その醍醐味を味わう事が出来るので、それが山荘の幸せなのである。三木 清は、「鳥の歌うが如く自ずから外に表われて、他の人を幸福にするのが真の幸福である」と述べている。宣なる哉である。