昨夜来の雨がしとしとと降り続いている。その降り方は、嘗っての小学唱歌の文章の様な「降るとも見えじ春の雨」とは、様相が違っている。夏になったばかりなのに、雨降りの様子が一寸違う様だ! 何時も書いている様に、地球規模の天候異変が、残念だが我が国の自然をも浸食してしまっている様に思えてならない。その為の異常降雨であろうか。夏の激しい雨であるが、これで良いのであろうとも考えている。今朝のメイは、珍しく起き抜けに僕の寝室に入って来た。何時もの様に頭や首筋・耳際など一小時間“撫で撫で”をして可愛がったところである。散歩が出来ないとなると残念だが、その分一緒に家の中で遊んでやろうと思う。ところが驟雨が止んだり降ったりと不順な降り方になって、小雨となって来たので、思い切ってコートを着けてのメイの散歩となった。暫くの間公園を散歩し生理現象を終え、帰宅した。蒸し暑さを凌いでメイは、いま2階勝手口内側から網戸を通して外を眺めている。そして絨毯の部屋に寝そべって、静かに微睡み休んでいる。一昨日に引き続いて、一日置きの皐月の雨の一日である。