日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

夏越しの大祓

2017年06月30日 | Weblog

 今日は夏越しの大祓の日で丁度一年の真ん中の日である。この日になると、「風そよぐならの小川のゆうぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける」、がブログに記述したくなる。この歌は、新勅撰和歌集に収載されている藤原家隆歌人の作である。季節感溢れる京都の上加茂神社の境内を流れる小川で、六月祓いの禊をしている様子だけは夏のしるしであると歌っている。この時期秋に似た風情が漂っていた様を歌っているようである。夏越の祓は、茅の輪を潜り今後の半年間の無病息災や厄除けを祈願する行事である。