悠揚迫らざる構えで今日からゆったりとした夏休みに入ったところだ。一昨日名古屋で旧友と歓談し、ゆっくり大変ご馳走にもなり。積もる話が引きも切らずに楽しい旧会談に終始した。皆設営を、学会での現在の理事長が、送迎から何から何迄全てやってくれて、恐縮至極であった。今日は遅れじと、急いで午前午後に懸けて夫々５枚と６枚の礼状を認め、各々１８０円の切手を貼って、炎暑の中ポストに投函した訳である。これでほっとした次第である。その後約１時間ばかりで雷雨と豪雨が来襲し、大変だった？ その間、メイが例の恐怖による震戰と、家内に抱きつく行動が、休み無く雷鳴中続いて、家内はお守りに大変であった。屋上の洗濯物は雷雲の兆しの寸前に、取り込んでおいたので助かり幸運であった。ゆったりの夏休みが、天候異変のため、大分メイの厄介な世話で手間が掛かり、忙しいこと頻りであった。今日はこんな有様の夏休みの冒頭であった。娘も新たに可愛いわん子を昨日購入して、大童であったようである。今夜スカイプでそのわんこの姿を見せて貰った。小さい可愛いいわん子達である。
嘗ってもう４年前になろうか、学会での盟友で、肝胆相照らし、同じく学会の責任者を以て任じていた二人（彼と私）が、後輩の学会の新責任者の理事長が取り持つご縁で、昨夜は、遥々名古屋迄出向いた。名物のうなぎを食べ名古屋一の銘酒を飲み乍ら、面談と昔話に花を咲かせて、談談の花は次第に広がり、積み重なって、楽しい歓談が続き、あっという間に約３時間ばかりが過ぎてしまった。何とも嬉しく愉快で楽しみな一夜であった。懐旧談に加えて、恩師のありし日、旧会員の動向など、話の泉は止めども無く続いた。こんな楽しかった事は、過去に例を見ない程であった。夜１０時過ぎ送られてホテルに着いて、深酒であっという間に寝入ってしまったが、午前１時１０分に目覚めてしまい、ホテルの機械音が邪魔で約２時間程今度は寝付けなかった。その間、互いに昔お世話になった事どもを追想し、言い足りなかった事どもを、心惜しく思ったりして居る内に、午前４時過ぎには、いつの間にかまた寝込んでしまったようである。起床が午前６時１１分であった。ただ面談それだけの用事だったので、朝食を美味しく食べて、午前８時には、既に名古屋駅の新幹線ホームで時計の針を数え、佇んでいたと言う次第である。無事午前１１時半には自宅に帰る事が出来、何と楽しい旅の開校であった事か！正義友情正直が二人の絆を今も尚維持発展させている事を、お互い幸せを感じ取った訳であった。彼は車椅子の奥さんを家庭で面倒を見ているそうである。私に先生は奥さんに感謝して今からでも誠心誠意尽くさねばいけませんよと！進言してくれたのが、心に焼き付いた次第である。悔いの無い人生を、今後終始したいものと覚悟している。
愈々本当のの夏が到来した。後５日ばかりで終戦記念日である。折角国民の大部分がこの国を大事に守って行こうとして、国情を真剣に改変しようとしている時、周辺２国の言動は、全く理解に苦しむが、これも当時から現在に至る迄の政治家の優柔不断と選挙の票のみを考えて来た要因に由来するものである。それに便乗する国内の部分的な人々の、為にする世間の情報操作とその為せる業が、今此処に至っても以前と変わらず、寧ろ国論を擾乱する方向に躍起となっている姿は、何とも戴けない。この国の為に嘆かわしい次第である。も少し落ち着き、国の将来を凝視して、その展望を確かなものにして欲しいと願っているのは、私のみでは無いであろう。この時期に到ると決まって、靖国云々が喧伝され、それらの撹乱に惑わされて、国民が右往左往し、果たしてこの国は、はて何処へ舵取りを決め、漂流を食い止め、まともな方向に行くのであろうか！ 今この時、国柄の本質を見極める事が何より大事である。甚だ心配な事態である。政治家よ！もっと確っかりせい！ と、強く良識有る自覚を望むや切なり、と言うべしである。「昭和は遠くなりにけり」、では困るのである。
今日から本格的に夏休みに入った。退院後一週間で創傷縫合糸の、５針の抜糸を午前１０時半前に病院で実施してきた。あと少しで病理の結果が出るとの由、８月２２日の訪院で最終となろう。今日も酷暑で往復の車中は良いとして、道路を歩く時は炎暑で大変であった。
頼みの綱の局地豪雨が、関東の水瓶を襲ってくれたら、と、誰しも思っていたが、残念乍ら降らず、他の地区が大雨の被害に遭った。今日から立秋乍らこれから酷暑が続きそうである。早めに起きて様々な準備を整え、扇風機に当たって愈々この夏の夏休みの構想を練り、予定を整理して、に明日から本当の夏休に入る事となった。明日は病院へ行き抜糸でガングリオンも完治だし、明後日は盟友の招きで名古屋迄赴き、懐かしの盟友との嬉しい歓談である。今朝のメイトの散歩は、何時もの形通りの、ボール投げと散策だった。帰宅して家の中のボール投げを終えて、朝飯を食べてからの一休みの時間である。部屋の絨毯に寝そべっている。
名古屋行きは、久し振りなので、こよなく待ち遠しく、盟友故に何とも嬉しい。仲介の労をとってくれた、学会での後輩の栗田君に感謝致したい。只今、名古屋訪問を同君に電話して、折角の接待故に、明後日午後５時半、名古屋駅の上階のホテルロビーで、確実に訪名し、お待ちする事を確かめたところである。
暑い日差しがじりじりと照りつけ今朝も酷暑の到来である。曇り空乍ら気温と湿度も高く、散歩から帰ってきたら、下着は汗だくであり、直ぐさま洗濯機に入れた位である。玄関の這柏槙（４プランター）と玄関脇の君子蘭群（7鉢）に水を十分に与えて、この酷暑を、人間と同様に喉が渇かない様に、乗り切る体制を、固めてあげたと言う訳である。手術後、肘の絆創膏も、日増しに取り替えるのが上手になって、今朝も新しく貼り換えたところである。メイは、ソファーで一人静かに眠っている。時折自分のベットに戻ったりして、朝まだきの体を丸めて寝ている。我が家の穏やかな風景そのものである。
早朝学校に着いたら次長が玄関で教員の出勤を待っていた。その誰も居ないところへ私が最初に出勤したところであった。先週の欠席理由を簡単に説明して、今朝の朝礼でも同様述べる事とした訳である。何しろ８月中、朝礼は今日迄で、次回は９月２日後学期最初の朝礼となる。この８月中朝礼はお休みである。今朝の朝礼で、元気な顔を皆に見せられて良かったと思う。まさか私が入院して居たであろうとは、誰も気付かなかったであろう。今日も快晴酷暑であり、朝から蝉の鳴き声が喧しい。本当の夏が、今日も今も、此処に濃厚に存在するのである。
思えば、５７年前の今日は、陸士将校生徒としての “最初で最後の故郷・父母への帰省” が許された日である。故郷の稲荷様に参拝して隣の写真館で、生前最期の写真を撮り、出来上がったら生家へ届けて下さいと頼んで、自宅に向かった。父母や姉がとても喜んで、ご馳走を用意していてくれた。岡古井の親戚の家、小学校、中学同期の家を尋ね挨拶をして、又自宅へ戻り、家族へ最期のお別れをして陸士へ帰校した憶い出の記念の日でもあった。今日は又、今現在、医学部学生である孫の２３歳の誕生日でもある。きっと家内が吾が家を代表し、東医体で活躍中の彼に、携電で、お祝いを送った事であろう。事実そのようであった。早速返事が返ってきた由である。
昨日退院して今日一日は全く何もなく、思いの侭に過ごす事が出来た。午前中スカイプで娘が連絡を呉れたし、憶い切って家中の大掃除を家内と約１時間かけて実施した。病院で着用していた肌着や寝間着など、全部洗濯して屋上に干して、綺麗に取り込んで、これで全てが完結完了した事となった。さぁー明日から正常の登学勤務である。通常の通りに、朝礼から夕方迄頑張って、勤務をこなしてこようと思っている。
入院中お世話になったお礼を求めて、午前１０時過ぎに電車であるデパートへ出掛けた。入院科の医局御中を１件と教授へのお礼を一件を発送して役目を終わった。その後８月９日に出張する名古屋の友達へのお土産２件を購入した。そしてその後の帰宅経路はバスを選んだ。流石にバスは、途中のバス停が相応に多いため、帰宅は午後１時過ぎとなって仕舞った。でも全ての今日の予定が終了して、昼食後ゆっくり休んで、午後５時過ぎ迄寝てしまった。余程入院で疲れていたらしいと思われる。これでさっぱりして明日の日曜日を休んで、明後日の月曜日から愈々出勤である。メイと久し振りにゆっくり休んだ一日であった。
昨日の種々な検査の結果が良好なため、午前９時半頃回診を受け、包帯も取れて腫脹も出血も無く、正常の経過だった。そのため退院の許可を貰った。正午過ぎ家内が病室を訪れ、待つ事何と３時間半、薬と返却用の薬が薬封筒で返され、綺麗に清算が出来て、３日目にタクシーで無事帰宅する事が出来た。連日の家内の訪院には感謝したい。幸い息子も夏の出張が一日遅れであった為に、自宅で逢うことも出来、退院後初の会話も出来て、本当に良かった。家内は娘にメールで報告を行い、返事が早速届いた次第である。これで、安心！安心！である。家に戻ると、メイが本当に駆けずり回って、喜んで呉れた次第である。
