古民家(ゆう工房)・スローライフの織り織り記

日々のシンプル生活を紹介している。自給自足的生活は結構忙しい。畑仕事、染め織り、ヨガなど。味噌、梅干しも作る。

葛の繊維取り2

2009年07月18日 | 織り

うちの畑で栽培しているカラムシの初収穫です。
刈り取ったら水に数時間浸けてから皮を剥いた方がきれいにむけることは知っているのですが、
浸ける容器がないんです。

そこで、阿武隈川の脇の水路に漬けて見ることにしました。

数時間の間に葛の繊維取りをここでしちゃいましょう。
川の流れは雨が少ないのでゆるく、いい感じ。

煮て1週間ほどビニール袋に入れて腐らせていたものを
川に浸けると完全にぬるぬるしている皮が川の流れで剥けていきます。

 

皮と芯の間の繊維がはがれて行きます。
楽だ~。

これまでは葛の選び方、煮方が経験不足だったのですが、
もう今年は完璧です。

繊維を乾かしているところ。
長いものは5mはあります。

それを丸めて保存。

例年と比べて楽~、とは言ったものの一本一本洗って繊維をはがしていくわけですからそれなりに時間が掛かります。

午前中に作業を終えるつもりがまだまだ。
お昼を食べに家に帰って、また作業を続ける。

景色はいいし、のどか~。

やっと葛の作業が終わり、今度はカラムシ。  

   川に浸けたカラムシ。

 

           

やっぱり、水に浸けてから皮を剥くとちゃんと剥けます、剥けます。

すぐに次の工程である、お引きをすればいいのですが、
ここで力尽きました。

葛とカワムシ両方しようとしたのが間違いでした。
またの収穫のときにお引きをしましょう。

これはこれでこのまま使いましょう。

 

 

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