今の時期にしておかなければならないことがあるのです。
カラムシは8月にもう一度ぐらいお引きができるかもしれません。
何度もやっていくうちに上達もするものですが、コツというものがあって、教えてもらうと断然やりやすいということがあるんです。
そこで、25日に「まほろん」で開催している「カラムシの繊維取り」の講習会に行ってきました。
http://www.mahoron.fks.ed.jp/taiken/09/karamushi2009_1.htm
やっぱりカラムシを刈り取ってから枝を水に半日浸けておくと、断然皮を剥ぐのが簡単になります。これまで苦労して剥いていたのが、きれいに剥がれます。
まほろんでは2時間程度しか水に浸けませんでしたけど、昨日は5時間ほど浸けてみました。
幅広く皮がむけるとお引きをするときにきれいに繊維取りができます。
コツは表側の甘皮をお引きをして剥こうとしてしまいますが、
実は内側を引くと繊維と甘皮がきれいに剥がれてきます。
動画でないと分かりにくいですね。
だれかカメラマンを頼まないとちゃんと写せませんね。
ほらね。
自然にはがれちゃうんですよ。
それにはちょっとしたテクニックと経験が必要です。
30本のお引きをするのに、途中目めげて結局20本ぐらいですね。
今後の課題は、これをもっとスピードアップしてすること。
刈り取って、お引きをするまでを一日でこなさなければならないというのがきついです。
昭和村では毎日これをやっているわけです。