暑い日が続いていて梅を干すタイミングである。
シソを載せておいた樽を開けるとあまりにいい色に梅が付いているのでびっくり。
ショッキングピンクです。
一粒一粒、ざるに広げる。
実際はもっとピンク。
つぶれた梅は別の甕に移す。
干して3日目
こちらは2日目
一粒一粒ざるに梅がくっついて剥がれなくなる前にひっくり返すこと度々。
綺麗だね~、と愛でながらひっくり返すのが、美味しくなるコツ。
シソも干すのだ。
明日も晴れるかな~。
明日で仕上げたい。
梅を甕に移し、その上にシソを載せる。
シソを揉んで塩漬けした梅の上に載せて梅に色をつけるのだが、
載せる前の梅から出てきた白梅酢は、
ドレッシングにするによし、
刺身を食するときに醤油代わり使うもよし、
いろいろに使えて重宝している。
そして、梅やシソを樽から取り出した後に残る
赤梅酢も茗荷漬けたり、
いろいろに使えて便利である。
シソと梅が出合って発するこの色には興奮させられる。
この興奮は、草木染めに通じる。
夏の炎天下、梅を干していると梅の香りがする。
ピンクに囲まれて作業をしていると元気をもらえる上に
嬉しい。
今年は去年より多い20キロの梅を漬けた。
梅は取りきれないほど沢山なる。
ほとんどが収穫できずに土に返る。
来年は40キロに挑戦できるか?
この時期、藍染めと重なる。
今年は藍の生葉染めをまだしていない。
17日からは阿波藍染め展&体験をすることもあり、
藍は乾燥葉にしておくつもりだ。
来年は天然発酵藍建てにも挑戦するつもりでいるのでいる。
夏場、畑や田んぼの草取りもあり、
体力勝負のところがある。
またこれから梅干しをひっくり返す。
何だかとっても楽しいのだ。