夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昨日撮った写真で気に入らないのがあったので出直し

2022-06-02 00:11:08 | Weblog
どうしても気に入らないのは出直すのが一番。
薄曇りでどうかなと思いましたが徐々に光が強くなってきました。
目的地はここです。

昨日より光が豊かでメリハリのある写真になりました。

踏み切りを渡って、おっと、これは面白いぞ。
昔の街道と川、光の方向と強さも申し分なし。


鳥居川に掛かる橋です。
屋根の向こうの山は越後の妙高。まだ沢に雪が残っています。

理想的な半逆光で橋と川の石がが立体的に見えます。

昨日失敗したポイントで今日は念入りにカメラ位置とアングルを決めて、

これで良し。

引き揚げる途中でも何枚か撮影しました。
これは往路でも撮りましたが微妙に位置を変えて。

画面左端の丸いのはハレーションじゃなくて標識の裏でこれは愛嬌。アクセントになってます。

橋の横の倉庫と裸木の枝ぶり、奥の林と丘のこんもり感の集合が決まっています。
手前の草も効果的です。

絵にする際木の枝ぶりを観察して描くのにうってつけです。

歩き回っているうちに踏み切りの警報が鳴り出しました。
「間に合うかな」

これは咄嗟に撮っただけで絵にするつもりはありません。

間に合いました。先頭車両がバッチリ。もちろん後続の車両も撮りました。

水路にちゃんと電車が一部映っています。

鳥居側の向こう岸に老人が立ってこちらを見ていました。


これは鉄道写真の定番でありきたりですね。

列車が通過したからここから撮りましたが好ましくはありません。

いい写真が撮れたので気を良くして帰途につきましたが、ついでに地元の風景も撮ってきました。


昔の街道筋はどこも実にいいですねえ。
かつて牟礼宿から善光寺に向かう旅人が通っただろう道です。
小林一茶が旅に出たとき、親父さんが柏原(現 信濃町)からこの先の三本松まで送ってきたそうですが結構な距離です。


傾いてきた日差しがいい雰囲気です。秋は格別でしょう。

コメント
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