夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

去年の春 HL-95 で収録したあの映像って、そのまま水彩画?

2022-06-14 10:26:10 | Weblog
なんとなく Ikegami 最後の3管カメラ HL-95 で去年の春試し撮りした映像を観たら「これ、そのまま水彩画みたい」。
使ったカメラはこれ。
手に入れたときは色が変で修理に挑戦した結果蘇った貴重な放送用カメラです。

VCR アダプタを介して BVV-5 をドッキング。テープはベーカムSP。

短編にまとめて YouTube にアップしてあります。以下、映像から切り出した静止画です。

動画はこちら

カラーバーにテキストを重ねたカットを含めて撮影順に14カットで構成。
パン、ティルト、ズーミングは一切なしで全カットフィックスです。


























HL-95 はまだ扱いが慣れていないので試作ということでカメラ位置は一箇所で周囲を見て様々な要素を撮る実験です。
我ながらこれは面白い方法で、この場合映像の側から逆に自分の存在が見えてくるんじゃないかという論理。

北信濃では素敵な空間を見つけるとどちらを向いても絵になる要素が存在します。
今は水彩画の素材としての写真に熱中していますが、改めて自分が撮った映像を観るとこれはまさに絵の世界です。
自分を誉めてやりましょう。
コメント
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